ディスクアレイ装置「ArrayFort(アレイフォート)」の上位モデル「AF3000」の発売について

1999年9月30日

1TB(テラバイト)クラスで業界トップレベルのコストパフォーマンスと信頼性を実現

 当社は、ハードウェアRAID*1によるディスクアレイ装置「ArrayFortシリーズ」の上位モデルとして、 1TB(テラバイト)*2クラスの容量で業界トップレベルのコストパフォーマンスと信頼性を実現した「AF3000」を商品化し、本日から出荷を開始します。

 新製品は、新たに開発したRAID専用ゲートアレイと専用組み込みOSを搭載することで、 業界トップレベルの19,000IOPS*3のレスポンスと190MB/sのスループットを実現しています。 また、ディスク容量は最大で1TBを超える1,092GBまで実装可能なうえ、 ファイバーチャネルを使用したSAN(Storage Area Network)にも対応していますので、 クラスタシステムなどの大規模システムを構築することができます。 さらに、電源、ファン、コントローラの二重化やオンライン交換(ホットスワップ)機能を採用し信頼性を向上させたのに加え、 ディスクドライブのメディアエラーを未然に防ぐHDD耐障害性向上機能を搭載し、基幹システムなどにおける重要なデータの保存にも安心して使用することができます。

 当社は、今後ますます需要が増えるUNIXサーバやPCサーバなどオープン機向けディスクアレイ装置の商品群をさらに充実させ、 RAID事業として積極的な展開を図ります。 今後「ArrayFortシリーズ」全体で、2年間で200億円の売上げを目指します。

*1: Redundant Arrays of Independent Disksの略。複数のディスクを使用することで、信頼性と高速性を実現する技術。
*2: 1TB=1,000GB=1兆バイト
*3: Input Output Per Second:1秒あたりのデータの入出力回数


新商品の概要
商品化の背景と狙い
新製品の主な特長
新製品の主な仕様
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