「Spec C Technology Open Consortium(スペック・シー・テクノロジー・オープン・コンソーシアム)」の設立について
1999年11月10日 SpecC・テクノロジー・オープン・コンソーシアム 本日、設計開発業務の効率化をはかることを目的に「SpecC*・テクノロジー・オープン・コンソーシアム」を設立しました。 本コンソーシアムは、携帯情報端末やセット・トップ・ボックス等の電子機器の商品企画から設計に至る商品開発プロセスを統合するために、 新たな仕様記述言語「SpecC言語」の普及とその利用技術を確立することを目指すものです。
本コンソーシアム設立の目的は、新たな商品開発プロセスを開発することにより、 製品開発期間の短縮とコストの削減等をはかり、設計開発業務を効率化をはかるものです。 商品開発プロセスを統合する仕様記述言語やその利用技術、設計環境を一社単独で構築することはできません。 システムメーカや部品メーカ各社間で「SpecC言語」で書いた仕様書の流通を実現するとともに、
仕様決定やその後の詳細設計で使われる各種開発・設計支援ツールのインターオペラビリティ(互換性)を確立することが重要となります。 「SpecC・テクノロジー・オープン・コンソーシアム」は商品の仕様検討と詳細設計とを一貫して実現する技術の標準化を議論する世界で初めての試みです。 電子機器産業全般の設計開発効率を大幅に向上するもので、日本国内だけでも20万人以上の組み込みソフト開発者、 約1万人のシステムLSI開発者の設計効率を革新的に改善するものと期待されています。 本コンソーシアムの運営本部は株式会社東芝とし、同事務局は株式会社ソリトンシステムズが務め、 本日から正式に参加企業の募集を行います。
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