モータドライバー用ICの新製品の発売について 2000年2月9日
当社は、プリンタやFAXなどの各種OA機器のステッピングモータの駆動を制御するドライバーICの新製品として、 パワーMOS FET*1出力構造の高耐圧BiCMOSプロセス*2を新たに採用することで、 低消費電力化(オン抵抗 0.5)と高耐圧化(40V)を実現した「TB62201AF」を商品化し、 3月1日よりサンプル出荷、5月より量産を開始します。 新製品は、機器の使用状況にあわせて電流の出力波形の再現性を向上できる当社独自の制御方式(Selectable Mixed Decay Mode)や、 4ビットマイクロステップ駆動*3の採用により、 モータ制御の高精度化や低振動化に対応しています。 また、放熱板(ヒートシンク)を付けた小形のHSOP36ピンパッケージ*4を採用するとともに、 モータ制御回路とドライバー回路を各々2ブロック内蔵させることで、 複数(2つ)のモータを同時に制御することが可能です。 これにより、ヘッドと紙送りの機構部に別々のステッピングモータを使用するプリンタの小形・薄形化などを図ることができます。
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