新デザインのフラットワイドテレビ「FACE」7機種の発売について

2000年2月24日

鮮明な映像と迫力ある重低音を再現

 当社は、画面回りのフレーム幅が細い新デザインを採用するとともに、 鮮明な映像と迫力ある重低音を再現する36形フラットワイドテレビ「FACE 36ZX720」など7機種を4月1日から順次発売します。

 新製品は、スピーカーの配置やブラウン管の構造などを見直すことにより、 従来同形機種と比べ約半分の細さのフレーム幅を実現*1すると同時に、 フレームの縁色をシルバーにしているので、従来同形機種よりも画面が大きく感じられるとともに、 フレームによる画面への圧迫感が少なくなりました*2。 また、本体の横幅は業界最小クラスのコンパクトサイズ*3を実現しており、 省スペース化を図っています。

 さらに、新開発の動画処理技術「デジタルVプログレッシブ回路」を搭載しています。 従来のプログレッシブ方式の動画処理では、映し出す画像情報は、 1つ前のフィールドの画像情報との比較により画像の動きを検知し、 情報を作り出していたため、動画像になると斜め線がギザついて見えることがありました。 新製品では、画面全体で約240万通り*4の動きベクトル検出を行い、 画像の動きの方向と量を算出し、この情報に基づいて映像信号をずらしてプログレッシブ処理します。 これにより、解像度が当社従来比約2倍にアップした鮮明な映像を再現します。 また、重低音専用スピーカーを搭載しており、映画ソフトなどの臨場感あふれる重低音を再現することができます。

 加えて、今後発売予定のデジタル放送受信チューナーを接続させることで、 BSデジタル放送や地上波デジタル放送の受信が可能です。 「ZX720シリーズ」は業界初のD4端子を搭載し、他の機種はD3端子を搭載している*5ので、 デジタル放送やDVDなどの高画質メディアを簡単に接続でき、 高画質の映像を忠実に再現します。

*1 現行機種「36Z6P」87mmに対し、 新製品「36ZP50」45mm
*2 現行機種「32Z5P」と新製品「32ZX720」との比較(当社調査)で、 約7割のモニターが新製品の画面が大きく感じると回答。 また、約4割のモニターが新製品は画面に対するフレームの圧迫感がないと回答
*3 36形855mm、32形750mm、28形675mm
*4 画面全体を6800に分割し、 それぞれの部分で352通りの中から動きベクトル検出を行います。
(352通りX6800箇所=約240万通り)
*5 D端子は、社団法人日本電子機械工業会で制定された業界統一の接続端子です。 D3端子は525i、525p、1125i、D4は525i、525p、1125i、 750pの信号フォーマットに対応


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