静音化と高品質画像診断を実現した最高級MRIの発売について 2000年3月10日
東芝メディカル株式会社 当社は、検査の際に発生する騒音を聴感で90%カットする当社独自の静音化機構「Pianissimo(ピアニシモ)」を搭載した、 1.5テスラMRI(超電導式磁気共鳴画像診断装置)「EXCELART(エクセラート)」シリーズの最高級モデル「MRT-2001」を商品化し、 本日から営業活動を開始します。なお、新製品の出荷は、3月末からの予定です。 新製品は、1999年9月に発売した「MRT-2000」をベースに、 傾斜磁場システムの性能を約3倍に高める(当社比)とともに、コンピュータシステムを高性能化し、 画像データの処理速度を約5倍に高速化(当社比)することなどによって、 画像診断能と検査スピードの向上を図った「EXCELART」シリーズの最高級機です。 また、新製品は、騒音の発生源である傾斜磁場コイルに対して、 騒音の空気振動伝播を遮断する真空封入構造と固体振動の伝播を遮断する独立支持構造による「Pianissimo」を搭載し、 最高級クラスのMRIとしては、世界一静かな検査音を実現しています。 当社は、新製品が持つ高い画像診断能による高品質診断と高い静音性・開放性や診断時間の短縮による患者の負担軽減などを通して、 医療施設が患者へ提供する医療サービスの質の向上に貢献していきます。 新製品の国内販売は、東芝メディカル株式会社が担当します。 なお、新製品は、2000年4月7日から9日にかけてパシフィコ横浜で開催される 「2000国際医用画像総合展 JMCP2000」に出展します。
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