フレッシュアイの増資について

2000年3月28日

インターネット情報検索サービス「フレッシュアイ」の事業拡大に向け体制を強化

株式会社フレッシュアイ
株式会社東芝
凸版印刷株式会社
株式会社電通

 インターネット情報検索サービス「フレッシュアイ」(http://www.fresheye.com)を運営する株式会社フレッシュアイ(代表者:代表取締役社長 瀬川英生、本社:東京都港区)は、 大幅な事業拡大に向けて体制を強化するため、3月31日に増資を行い、資本金を19億9600万円にします。

 今回の増資は、フレッシュアイの株主である株式会社東芝(代表者:取締役社長 西室泰三、本社:東京都港区)、凸版印刷株式会社(代表者:代表取締役社長 藤田弘道、本社:東京都千代田区)、 株式会社電通(代表者:代表取締役社長 成田豊、本社:東京都中央区)の3社が14億9700万円を追加出資するもので、増資後の持株比率は、東芝60%、凸版印刷20%、電通20%となります。

 「フレッシュアイ」は、1998年6月のサービス開始以来、検索ニーズを的確に反映した最新情報だけを厳選して提供できる国内唯一の検索サービスとして、ユーザーから高い評価を得てきました。
 インターネット情報検索は他にも多数のサービスが提供されていますが、「情報の即時性に欠ける」「検索結果が多すぎて見きれない」「古い情報と新しい情報の区別がつかない」「キーワードを工夫しないとヒットしない」などの不満点が指摘されており、 必ずしもユーザーを満足させるものではありませんでした。これに対し「フレッシュアイ」は、東芝が開発したインターネット検索に関する高度な独自技術により、他の検索サイトではできない、 2時間前に新規公開もしくは更新されたWebページの情報も検索できるなどの優位性をもっており、「情報の鮮度」および「検索結果の質」の両面における高いパフォーマンスを実現しています。

 今回の増資により、フレッシュアイは、ユーザーの利便性のさらなる向上を図るため、サービス内容をより充実させると同時に、新機軸のサービスや機能を続々と投入します。 併せて、ユーザー数の大幅な増加を目的とした積極的なマーケティング活動を推進することにより、現在1日平均120万ページビューを来年4月には500万ページビューに増大させることを目標とし、 インターネット情報検索サービスにおける確固たるポジションの確立を目指します。

 また、追加出資を行う3社の目的は以下のとおりです。
(1)東  芝: 東芝は今後の事業の柱にIT事業強化を掲げており、なかでも、インターネットサービス分野は、重要な注力領域と位置付けています。 この分野では、4月に発足する社内カンパニー「iバリュー クリエーション社」が中心となって展開し、「フレッシュアイ」や「駅前探険倶楽部」のポータルサイトなどを核に、 サービスメニューの拡大と充実を図り、モバイル・インターネットのNo.1ポータルの地位を確立させます。この一環として、今回の増資をするものです。
(2)凸版印刷: 凸版印刷で事業化を進めているネット情報流通事業「Bitway(ビットウェイ)」では、本年度5000タイトルの人気コンテンツを取り扱う予定です。 これらのコンテンツを「フレッシュアイ」の集客力向上に活用したり、「フレッシュアイ」のポータルとしての影響力を活用して「Bitway」コンテンツの認知度の向上を図るなど、 「フレッシュアイ」との連携をより深めていくことの一環として、今回の増資をするものです。
(3)電  通: 電通ではインターネット領域のメディアビジネスにおいて多面的展開を行っており、今回の増資もその一環として実施するものです。 「フレッシュアイ」の事業展開とユーザー数拡大に向けたマーケティング活動を様々な側面からサポートしていくと同時に、インターネットにおける新領域でのビジネスノウハウを得ることができれば考えています。

増資の概要


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