開発の背景と狙い

 携帯電話やノートパソコンなどの携帯情報機器においては、 音声や画像などといったコンテンツの表示に伴うデータ処理量の増大にあわせてより一層の高性能・多機能化とともに、 機器の小形・薄形化が求められる傾向にあります。
 ショットキバリアダイオードは、各種携帯情報機器の電源部の逆流防止やDC-DCコンバータ回路等に使用されていますが、 従来のショットキバリアダイオードでは電流容量が小さかったために、 これらの携帯情報機器では電流容量の小さいダイオードを複数個並べて使用するケースがありました。
 当社は、このような課題に対応し、小形・薄形化を図った新開発のM-FLATパッケージを採用するとともに、 電流容量を最大5アンペアまで対応するショットキバリアダイオード11品種をラインナップとして商品化します。 これにより機器の電源部の電流容量に応じた製品を搭載することができるとともに、 機器の小形・薄形化にも対応することが可能です。


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