業界初、BSデジタルハイビジョン放送全ての信号フォーマットを忠実に映像として再現するBSデジタルハイビジョンテレビ/チューナーの発売について

2000年6月13日

BSデータ放送による双方向サービス・多チャンネルの選局も
簡単な操作で実現

 当社は、BSデジタル放送における全ての放送に対応するとともに、 BSデジタルハイビジョン放送については、送出側の全ての信号フォーマットを変換することなく忠実に映像として再現するBSデジタルハイビジョンテレビ「デジタルFACE 32D2000」など2機種と、 BSデジタルハイビジョンチューナー「TT-D2000」を8月10日から順次発売します。

 本年12月から本放送の始まるBSデジタル放送では、(1)高画質、高音質なテレビ放送、 (2)静止画などの映像を伴った高音質のラジオ放送、 (3)さまざまな情報を提供するとともに通信販売や銀行取引などの双方向サービスも可能なデータ放送の3つの放送形態が予定されており、 両製品は、それら全てに対応できます。
 加えて、BSデジタルハイビジョン放送の信号フォーマットである(1)1125i(1080i)、 (2)750p(720p)のいずれについても、他の信号フォーマットに変換することなく忠実に高画質な映像として再現*1します。 また、BS標準テレビ放送の信号フォーマットである525p(480p)も忠実に映像化するとともに、 地上放送の525i(480i)については525p(480p)に変換することにより、鮮明な映像で再現します。

 また、両製品は、当社独自の電子番組表(EPG)をはじめ、 番組検索のための自動スクロール画面表示や、映画やスポーツなどといったジャンル検索など、 多チャンネルに対応した多彩な選局方式を採用しており、使いやすさも兼ね備えています。

 さらに、両製品は、テレビ画面でデジタルカメラ写真を高画質再生することのできるスマートメディアTMスロットを業界で初めて搭載するとともに、 デジタル記録機器との接続が容易なi.LINK*2(IEEE1394)端子の採用など、 テレビを中心としたAVデジタルネットワークの構築が可能です。

 BSデジタルハイビジョンテレビについては、広帯域映像回路を採用することにより、 デジタルハイビジョン放送の高画質な映像を精細にブラウン管に映し出すとともに、 デジタルサラウンド回路と当社独自の重低音専用スピーカの採用により、臨場感あるサウンドで楽しめます。 さらに、光デジタル出力端子を搭載しており、AAC対応AVアンプとスピーカシステムとの組み合わせによって、 BSデジタル放送の5.1chデジタルサラウンドを楽しむことができます。

 BSデジタルハイビジョンチューナーについては、D4映像出力端子を装備しており、 D4入力端子付きテレビであれば、BSデジタルテレビ放送の信号フォーマットを忠実に再現します。 また映像フォーマットコンバータを内蔵していますので、 D4~D1入力端子やコンポーネント映像入力端子*3、 S映像入力端子、通常のビデオ入力端子を備えた全てのテレビでBSデジタル放送を楽しむことができます。 また、音声に関してはデジタルサラウンド回路の採用により、臨場感あふれるサウンドを再現することができます。

*1 BSデジタルハイビジョンチューナーはD4出力端子を装備しており、 信号フォーマットを忠実にテレビ画面で再現するためには、テレビ側にD4入力端子が必要です。
*2 i.LINKはソニー株式会社の商標です。
*3 コンポーネント映像変換用D端子ケーブル(TSC-VX01)が必要です。


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新製品の特長
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