業界で初めての256メガビットDDR-FCRAMの発売について 2000年7月17日
256メガビットDRAMラインアップを強化
当社は、業界で初めて、256メガビットDDR-FCRAM (DOUBLE DATA RATE FAST CYCLE RAM)18品種を開発し、 本日よりサンプル出荷を開始します。 本新製品は当社が富士通株式会社と、1999年2月に合意したFCRAMの共同開発の成果によるものです。 本新製品は、SRAMの性能にせまる大容量メモリーを、DRAM技術をさらに発展させて実現したもので、 メモリー活性化領域の絞り込みにより従来のDRAMコアに対して30%の低消費電力化を実現するとともに、 FCRAMコア技術によりサイクル時間30ナノ秒の高速ランダムアクセスを実現しています。 さらにDDR(DOUBLE DATA RATE)方式を採用することで、 クロックの立ち上がりと立ち下がりの両方のタイミングでデータの入出力を行い、 従来のシングル・データ・レート方式のシンクロナスDRAMの2倍にあたる高速データ転送を実現しています。 あわせて、256メガビットDRAMの新製品として最先端0.175μmのCMOS微細加工技術を採用した、 ダイレクトラムバスDRAM6品種、DDR―SDRAM (DDR-シンクロナスDRAM)9品種のサンプル出荷も本日から開始します。 これらの新製品群はワークステーション、サーバ、大形コンピュータ、高速画像処理システム、 ネットワーク機器などのメインメモリやバッファメモリなどに最適な製品です。 新製品群の量産開始時期は、本年の第4四半期を予定しています。
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