中国でのガス絶縁開閉装置製造合弁会社の設立について 2000年8月4日 当社は、中国・河南平高電気股份有限公司と、 発電所や変電所などで使用されるガス絶縁開閉装置の製造・販売・保守・サービスを行う合弁会社を設立することで合意し、 本日、北京市人民大会堂にて中国政府関係者、ユーザーなど多数出席のもと調印式を行い、合弁契約に調印しました。 新会社の名称は、「河南平高東芝高圧開関有限公司」で、 当社と河南平高電気股份有限公司との共同出資により、 中国・河南省平頂山市に10月に設立し、来年10月に工場が完成する予定です。 新会社は当社から世界最先端の技術を導入し、72.5kV~550kVガス絶縁開閉装置の製造を行い、 2003年度には40億円規模の売上を予定しています。 現在、中国では電力需要が増大する中、発電設備の増強を抑え、 電力輸送の効率アップに重点を置いた送変電網のインフラ整備が急速に進められています。 このような状況の下で、送変電ネットワークの電力安定供給や信頼性を高めるキーコンポーネンツであるガス絶縁開閉装置の市場は今後もますます拡大が見込まれています。 当社は、中国における3大開閉装置メーカーの1つである河南平高電気股份有限公司と新たにガス絶縁開閉装置の製造拠点となる合弁会社を設立し、 中国市場のニーズに対応した製品を供給し、中国市場での事業拡大を図っていきます。 新会社は、当社の中国における重電機器の製造拠点としては、 95年に設立した変圧器製造会社「常州東芝変圧器有限公司」、 本年5月に設立した真空遮断器製造会社「寧波東芝華通開関設備有限公司」に続くもので、 今後さらに電力系統・配電のソフト分野への進出も視野に入れ、中国電力市場への一層の貢献を図っていきます。 なお、新会社の資本金は1250万米ドルで、出資比率は当社50%、河南平高電気股份有限公司50%です。 新会社の概要
河南平高電気股份有限公司概要
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