米国アナログデバイゼス社との共同開発による高性能ビデオＤ／Ａコンバータを「ＳＤ－９２００」同様、搭載しています。 従来２７ＭＨｚで処理していたビデオエンコーダを５４メガヘルツ動作に高速化させることによって、 プログレッシブ信号のオーバーサンプリング処理が可能になり､プログレッシブ映像で業界最高の水平解像度５４０本を実現しています。

２４フレーム／秒で記録されているＤＶＤの映画ソフトの映像を６０フレーム映像として倍速変換することにより､ テレシネ変換にともなうフィールドの重なりがなくなり、劇場のようにナチュラルで滑らかな映像を再現できます。 また、プログレッシブとインターレースの切り替えはリモコンのボタン一つで行うことができます。

米国アナログデバイゼス社との共同開発による１９２ｋＨｚ／２４ｂｉｔ対応Ｄ／Ａコンバータをフロント２ｃｈ分に搭載。 １９２ｋＨｚ／２４ｂｉｔ／２ｃｈ超高音質再生､９６ｋＨｚ／２４ｂｉｔ／６ｃｈ高音質再生と、 ２ｃｈステレオからサラウンドまであらゆるソースを高音質再生します。

ドルビーデジタルとＤＴＳのデコーダを内蔵しているので､５．１ｃｈ入力に対応したＡＶアンプに接続すれば、 臨場感あふれる劇場サウンドを楽しむことができます。

従来のコントラスト、色の濃さなどの項目に加えて、「ＳＤ－９２００」同様、 「エッジエンハンス」（輪郭）を調整することができます。 さらに、インターレース画質設定時には、「ガンマ」、「Ｙ／Ｃ時間差調整」など、９項目の画質調整が可能です。
また、プログレッシブ／インターレースと各々に調整が可能で、調整した画質の設定を３種類まで本体に記憶でき、 ソフトおよび接続したモニタ－に応じて最適な設定を瞬時に呼び出すことができます。

２０ｂｉｔの音楽情報が記録されたＨＤＣＤフォーマットのデコーダを内蔵しています。 ＨＤＣＤ対応ディスク再生時には本体表示窓にインジケータが点灯します。
また、ＣＤタイトルや曲名などのＣＤテキスト情報も再生できるなど､ ＣＤプレーヤとしても多彩な機能を取り揃えています。

ディスクトレイ部には２枚のディスクを同時にセットできる「デュアル・ディスク・システム」を採用しています。 チェンジャー感覚で活用でき、また、イジェクトボタンも独立しているので、 ディスク再生中にもう１枚のディスクを取り出すことも可能です。

ＤＶＤプレーヤでは、画面上におけるさまざまな設定変更の機会が増しています。
「ＳＤ－５０００」では、画面を見ながらの操作性を向上させる手段として、 リモコンにジョイスティックを搭載しています。 ボタンを意識せずにブラインドタッチの感覚で快適な操作を実現しています。 また、暗い場所でも見やすいよう、よく使うボタンは蓄光（ルミナンス）ボタンになっています。 さらには国内１４社のテレビの簡単な操作も可能になっています。

映像出力にはコンポジット、 Ｓ（Ｓ１）端子のほかにコンポーネント端子およびテレビに普及が進んでいるＤ（Ｄ２）端子を装備しています。

ＣＤ－ＤＡ（音楽用ＣＤ）フォーマットにて記録されたＣＤ－Ｒ、ＣＤ－ＲＷの再生が可能です。