業界最大容量512メガビットNAND型フラッシュメモリの商品化について

2000年9月26日

128メガバイト(1ギガビット)のスマートメディアTMも商品化

 当社は、0.16ミクロンの微細加工技術を導入することで業界最大容量の512メガビットを実現したNAND形フラッシュメモリを開発し、 本日からスマートメディアTM「TC58NS512DC」、 およびメディアカードやデジタル機器の内蔵記録媒体に用いられるTSOPパッケージ品「TC58512FT」のサンプル出荷を開始します。

 また、512メガビットNAND形フラッシュメモリを2個搭載し128メガバイト(1ギガビット)のメモリ容量を実現したスマートメディアTM「TH58NS100DC」、 および2個積層し1ギガビットを実現したTSOPパッケージ品「TH58100FT」についても開発を進め、 9月末からサンプル出荷を開始する予定です。

 スマートメディアTMの新製品は、 スマートメディアTMの仕様統一や普及促進を図る任意団体であるSSFDCフォーラムにおいて規定された仕様に準拠しています。 また、メディアごとに固有の識別番号(ID番号)を格納しており、 オーディオ用途等のデータの著作権保護を可能にしています。

 当社は、99年7月に米国・サンディスク社とNAND型フラッシュメモリの共同開発につき包括的提携を結んでおり、 新製品はその一環として開発したものです。 今年5月には、両社出資の製造合弁会社フラッシュビジョン社を設立しており、 2001年7月から合弁会社を通じて東芝の子会社である米国・ドミニオン社で生産を開始する予定です。


新製品の概要
開発の背景とねらい
新製品の主な仕様
お問い合わせ先


・スマートメディアTMは株式会社東芝の登録商標です。


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