業界初の32ビットCISCワンチップマイクロプロセッサの発売について

2001年1月23日

処理能力の向上と業界最小クラスの低消費電力を実現

 当社は、業界初の32ビットCISC(複合命令セットコンピュータ)ワンチップマイクロプロセッサとして、 処理能力の向上と業界最小クラスの低消費電力を実現した「TMP92CW53F」など2製品を開発しました。 サンプル出荷は今月から順次開始し、6月から量産を開始します。

 新製品は、新たに開発した低消費電力・高性能32ビットCPUコア「900/H1」を搭載しています。 また、外部最大周波数10メガヘルツで内蔵クロック逓倍回路により内部クロック動作20メガヘルツを可能にし、 業界最小クラスの消費電力で75ミリワットを実現しています。 これにより、個人携帯機器(PDA、携帯電話)、ディスクメディア(CD-ROM/DVD-ROM)、 オーディオ(システムコントローラ)、車載電装機器(カーオーディオ、エアバッグ)など民生用、 産業用機器で必要とされる制御・データ処理などの応用に適しています。

 また、開発デバッグに必要なフラッシュメモリ混載品も併せてサンプル出荷を予定しています。 当社は、16ビットから32ビットまでのCISCオリジナルマイクロプロセッサ「TLCS-900」シリーズにラインナップを加えることで、 さらなる拡販・展開をしていきます。


新製品の主な概要
開発の背景と狙い
新製品の主な特長
新製品の主な仕様
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