インターネットによる総合音楽配信プラットフォームサービスの開始について 2001年2月15日
株式会社ドゥーブ・ドットコム(本社:東京都港区、代表取締役社長 森賀貞行)は、 音楽配信サービスを中心とした音楽ポータルサイト「du-ub.com(ドゥーブ・ドットコム)」(URL: http://www.du-ub.com)を2月16日に開設し、 インターネットを利用した総合音楽配信プラットフォーム事業を開始します。 従来のパッケージソフト・ビジネスに加えて、 新たな市場を創造するビジネスとして期待を集めている音楽配信ビジネスへの取り組みは、 レコード会社・コンテンツホルダーの皆様にとっても大きなテーマとなっております。 しかしながら、著作権保護や認証・課金を含む配信システム構築の為に必要となる技術的サポートや多大な設備投資によるリスクの回避といった課題もまた山積しているのが現状です。 一方、ユーザーにとっては、各種存在する配信方式や音声圧縮技術、 あるいは再生用プレイヤーの選択やポータブルプレイヤーなど非PC環境での利用といった点において、 使い勝手の一層の向上が期待されています。 本サービスでは、レコード会社・コンテンツホルダーにとって、技術的・コスト的リスクを回避しながら、 インターネットによる音楽配信という新たなビジネスへの参入を容易とするプラットフォームの開発・運用の受託サービスを提供致します。 同時に、ユーザー・フレンドリーな音楽ポータルサイトを運営し、 パッケージ・ノンパッケージを問わず音楽ソフトが購入できる、 ユーザーにとって利便性の高いウェブサイトを実現して参ります。 パソコンなどの端末から「du-ub.com」にアクセスして、 コンテンツホルダーであるレコード会社より提供される楽曲の試聴(ストリーミング・無料)やダウンロード(有料)が可能な他、オンラインマガジンやゲーム、ライブハウス情報等のコンテンツも順次用意していきます。 サービス開始時の配信技術として、IBMのElectronic Media Management System(EMMS)とMicrosoftのWindows Media Technologies(WMT)を採用、 圧縮技術としては、EMMSについてはAAC及びATRAC3、WMTについてはWindows Media Audio(WMA)を採用しており、 SDMIに準拠した複数の携帯音楽プレイヤーに対応することができます。 また、ユーザー及びレコード会社・コンテンツホルダーにとっての利便性の向上を最大限に考慮し、 上記以外の配信技術につきましても、オープンな姿勢で今後採用を検討して参ります。 なお、サービス開始時点での参加レコード会社は、東芝EMI(株)、 (株)ワーナーミュージック・ジャパンの2社ですが、 現在他の国内レコード会社にも参加を呼びかけており、ユニバーサル ミュージック(株)も、 近日中に「du-ub.com」上でプロモーションを目的としたダウンロード実験(配信技術はIntertrust Technologiesを採用予定)を開始する予定です。 サービスの概要
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株式会社ドゥーブ・ドットコムの概要
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