商品化の背景と狙い

 電子カルテシステムは、医療の世界にIT技術を導入することにより、医療機関の情報共有化、業務と経営の効率化、医療の質の向上を実現し、患者への診療情報開示(インフォームド・コンセント)を支援するものとして期待されています。 1999年4月にカルテの電子保存が認められて以来、市場も拡大し、今年度は約10億円(当社予測)、今後年率30%の市場成長が期待されています。

 当社は、カルテの単なる電子化にとどまらず、診断機器の画像や検査結果の取り込みと表示、紹介状の作成支援などの、診療所に必要な機能を備えることで、医師が患者の診療に集中でき、使いやすさと分かりやすさを実現した電子カルテシステムを商品化するものです。
 当社は、小規模病院および診療所向け医事会計システム「TOSMEC MEPIO」シリーズをラインナップしており、電子カルテに入力された診療データを利用することで、会計計算業務の効率を向上できます。


プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。