商品化の背景と狙い

 2001年のPDAの世界市場は1352万台と予測され、2004年には3000万台規模を達成するとの大きな伸長が見込まれています*1。 日本国内においても、本年は約100万台*2の需要が予測されるなど、今後、市場が急速に立ち上がるものと思われます。 このような中、PDAのユーザー層は、個人ユーザーから企業ユーザーへと広がりを見せており、PDAに対しては、SCMやCRMといった企業内システムやグループウェアとの連携を可能とする性能と、PCとの親和性が求められてきています。

 当社は、このようなニーズに対応するべく、OSに「Microsoft(R) Windows(R) for Pocket PC」を、CPUには「Intel(R) StrongARM Processor 206MHz」を採用し、SDとCF-IIの2スロットを本体に内蔵することで、ビジネスにもマルチメディアにも対応する高機能と、優れた拡張性を実現したPDA (Pocket PC)「GENIO e(ジェニオ イー)」を商品化します。

 また、当社は「GENIO e」の高機能を活かして、PDAをソリューションビジネスのキーコンポーネントとして位置付け、国内有力システムインテグレータ10社(下記)とSIパートナー契約を締結し、優れたソリューションシステムと組み合わせることで、モバイルソリューションシステムを構築・販売し、法人向けPDA市場の拡大を図っていきます。

*1 IDC 2000年調査による
*2 当社予測による

「GENIO e」SIパートナー企業

伊藤忠テクノサイエンス株式会社
株式会社 エヌ・ティ・ティ エムイー
兼松コミュニケーションズ株式会社
東芝エンジニアリング株式会社
東芝情報機器株式会社
東芝パソコンシステム株式会社
日本通信株式会社
日本ユニシス株式会社
株式会社 野村総合研究所
三井情報開発株式会社 (50音順)


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