新製品の主な特長

  1. 新たに開発した「電流モード駆動」システムを搭載することにより、無駄な電力をできるだけ排して85%の高い発光効率を実現しました。 これにより、従来、電力を無駄に浪費していた直列抵抗を実質的に省くことが可能になり、複数の白色LEDをそのままダイレクトに直列点灯させることができます。

  2. IC自身が発する熱を含めて周囲温度を想定できる「温度ディレーティング回路」を初めて開発したため、室温でのLEDの発光性能を限界近くまで利用することが可能になりました。

  3. 直流点灯モードとパルス点灯モードの双方に対応しており、用途やLEDの特性に応じて使い分けることができます。 特にパルス点灯モードでは整流用ダイオードや平滑用コンデンサを省くことができ部品点数を最小限に抑えられるほか、飽和電流の高いLEDでは直流点灯より発光効率が高くなるメリットもあります。

  4. Bi-CDプロセス採用により、最小限の外付け部品で、小型の携帯機器への搭載に必要な低消費電力と、携帯機器に実装容易なSOT23-6(縦2.9mmX幅2.8mm、リード長含む)という小型パッケージに封入します。

    * BiCDプロセス: バイポーラトランジスタ(高電流駆動電流)とCMOS FET(低消費電力・高集積化)に加え、高耐圧・大電流能力のDMOS(Double-Diffused  MOS)を内蔵したもの。


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