携帯情報機器向け32ビットRISCマイクロプロセッサの発売について

2001年9月19日

周辺機能を拡張した多機能シングルチップRISCマイクロプロセッサ

 当社は、ADコンバータ、DAコンバータなど多数の周辺機能を1チップに搭載することで搭載機器の部品点数削減を実現できる32ビットシングルチップRISC(縮小命令セットコンピュータ)マイクロプロセッサ「TMP1942」を開発しました。 2002年2月からマスクROM版「TMP1942CYU/CYXB」のROM受付を行ない、サンプル価格1,000円で出荷します。

 新製品は、高コード効率や低消費電力動作が可能な「TX19」コア、1クロックアクセスが可能なROM及びRAMを内蔵しています。 さらに、高速ADコンバータ、DAコンバータの内蔵によりアナログ系を強化したのに加え、キーオンウェイクアップ、5V対応ポート搭載、タイマのチャネル数を増加させるなど、当社従来製品に比べて機能を拡張しました。 新製品は、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラなどの個人携帯機器や、カーオーディオなどの用途に最適なプロセッサとなっています。

 また、フラッシュメモリ(電気的一括消去・再書き込み可能な読み出し専用メモリ)内蔵品「TMP1942FDU/FDXB」も同時に開発し、 2001年12月からサンプル価格3,000円で出荷を開始します。


新製品の主な概要
開発の背景と狙い
新製品の主な特長
新製品の主な仕様
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