デジタル関連製品の鉛フリーはんだの全面採用について

2001年9月20日

2002年度末までに前倒しで実施

 当社は、PCやテレビ、DVDプレーヤ、デジタルカメラなど、当社デジタルメディアネットワーク社が扱っているすべてのデジタル関連製品について、2002年度末までを目標に鉛フリーはんだの全面的な採用を進めていきます。

 当社は、これらの製品について、一部機種ではすでに昨年から順次鉛フリー化を図っていますが、今回、社内の製造部門だけでなく、部品やモジュールなどの調達先に対しても、2002年度末までに鉛フリーはんだに対応した部材への切り替えを求めていきます。

 地球環境への配慮に対する意識がますます高まりつつある中、欧州においては、早ければ2006年以降、鉛はんだを使用した製品の販売が全面禁止となる見通しとなっています。
 当社は、「人と、地球の、明日のために。」をグループスローガンとして、地球環境負荷の低減に努めています。この活動の一環として、2001年度から第3次環境ボランタリープランをスタートさせており、廃棄物ゼロエミッションの達成や化学物質排出量の削減、CO排出量の削減、環境調和型製品の創出などに取り組んでいます。 本ボランタリープランにおいて、鉛フリーはんだの採用についても、2003年度までに全製品での導入を目標として設定しています。 このような取り組みを進める中、各種デジタル関連製品を扱っているデジタルメディアネットワーク社が取引先を含めて先行的に鉛フリー化を図ることにより、他の製品分野についてもさらに活動を加速させていきます。

 なお、今回策定した当社デジタルメディアネットワーク社の鉛フリーはんだの採用計画について、本日、主要取引先約200社を対象にした説明会を開催し、周知徹底を図ります。


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