ネットワーク、デジタル情報機器向け64ビットRISCマイコンの商品化について

2001年9月27日

2命令の同時処理を可能にすることで高速演算処理を実現

 当社は、2命令の同時処理を可能にすることで高速演算処理を実現した、ネットワーク、デジタル情報機器に最適な64ビットRISC(縮小命令セットコンピュータ)マイクロプロセッサ「TMPR7901」を商品化します。 サンプル出荷を2002年3月から開始し、2002年6月から量産を行います。

 新製品のコアとなる「TX79」コアは、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下、SCEI)と共同による「エモーションエンジン」の開発で培ったノウハウを活かして、当社が汎用用途向けに開発したものです。 新製品は、64ビットの2命令を同時に実行することが可能なスーパースカラ・アーキテクチャを採用した「TX79」コアを中心に、さまざまな拡張機能を搭載していますので、ネットワークプリンタ、セットトップボックスなどに最適なプロセッサとなっています。

 なお、「TX79」コアは、当社の関連会社「ArTile Microsystems,Inc.」(以下Artile、米国カリフォルニア州)で開発しました。 Artileは「TX79」コアの開発を主目的に設立した開発・マーケティング会社で、シリコンバレーにおける東芝半導体のブランド確立を目指しています。


新製品の主な概要
開発の背景と狙い
新製品の主な特長
新製品の主な仕様
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