中国・SMICへのSRAM技術供与について 2001年12月20日 当社は、Semiconductor Manufacturing International Corp.(以下SMIC、事業所:中国・上海市、社長:リチャード・チャン)に低消費電力タイプのSRAMのプロセス技術を供与することで契約しました。 今回、当社が供与する技術は低消費電力タイプのSRAMにおける0.21μmの製造プロセス技術で、当社はSMICをアウトソーシング先として活用していくことも視野に入れています。同時に、当社は技術の対価の一部としてSMICの株を取得します。また、将来的にはSRAM以外の製品群についても技術供与、生産委託をしていく方向で検討していきます。 SMICは、2000年4月に設立されたファウンドリー会社で、現在、中国・上海にSRAM、ロジック、アナログ、フラッシュメモリ、LCDドライバを製造する工場の建設を進めています。2002年第1四半期から製造を開始する予定で、2002年末で月産3万枚(8インチウェーハ)の生産を計画しています。 低消費電力タイプのSRAMは、主に携帯電話のメモリとして使用され、今後、中国市場における携帯電話市場の拡大にあわせ、成長が見込まれます。当社は、中国を拠点とするSMICに技術援助し、将来的には製品の供給を受けることで、将来、中国における半導体ビジネスの拠点確保を図り、中国製製品による、主に中国携帯市場への販売拡大をめざします。 SMICの概要
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