車載向けインフォメーション用32ビットRISCマイコンの発売について 2002年1月15日
当社は、業界で初めてディスプレイ・コントローラとCANコントローラの両方を搭載した車載向けインフォメーション用32ビットRISC(縮小命令セットコンピュータ)マイクロプロセッサ「TMPR3916F」を開発しました。サンプル出荷は3月から開始し、10月から量産を行います。 新製品は、当社独自のプロセッサ「TX39/Hコア」を中心に、多数の周辺機能を搭載していますので、自動車室内における情報表示の高性能化と、各種情報の高速処理を同時に実現できます。特に、TFT用グラフィック・ディスプレイ・コントローラの搭載により、ナビゲーションやインパネのグラフィック表示システムにおける部品点数の削減を実現し、設計も容易にできます。また、自動車内の情報通信網規格であるCANコントローラを2チャンネル内蔵していますので、制御系やオーディオ系などをネットワークで結ぶことが可能となります。 新製品の概要
開発の背景とねらい 近年、自動車のインパネ内にインフォメーション用としてディスプレイを搭載するモデルが増加しています。こうした用途から、車室内での情報制御に適した高性能、高信頼性、高温度保証のマイコンが求められています。 当社は、このようなニーズに対応した32ビットTX System RISC「TX39ファミリ」の新製品として、TFT用グラフィック・ディスプレイ・コントローラを搭載し、さらに周辺とのインターフェースに2チャンネルのCANインターフェースを追加した「TMPR3916F」を開発しました。 新製品の主な特長
新製品の主な仕様
お問い合わせ先
|
プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。 |