内視鏡事業の提携について 2002年1月21日 富士写真光機株式会社 富士写真フイルム株式会社のグループ会社である富士写真光機株式会社(以下フジノン=富士写真光機株式会社のブランド名)と、東芝メディカル株式会社(以下、東芝メディカル)および株式会社東芝(以下、東芝)は、内視鏡事業の強化・拡大を図る目的で、以下の提携について合意しました。 提携の内容は、3社の共同出資による国内向け内視鏡製品の販売合弁会社設立、開発体制の統合、技術提携体制の強化などです。 提携後の製品開発では、フジノンの強みである光学技術、精密機構技術と東芝の強みである電子技術、画像処理技術を融合させた競争力の高い新商品の開発をするとともに、商品ラインナップの充実を目指します。 また、フジノンと東芝は、内視鏡に関して広範囲な技術提携を進め、東芝の超音波応用技術、デジタルファイリング・システム技術、PACS技術等を内視鏡技術に応用し、内視鏡製品の強化を図ります。さらに、両社は内視鏡製品の周辺事業領域へ積極的に進出を図り、顧客へのトータルソリューションの提供を強化していきます。 提携後の国内向け内視鏡製品は、3社の共同出資によって設立する販売合弁会社により、従来の販売窓口であるフジノン代理店ルートならびに東芝メディカルおよび同社代理店ルートを経由して販売します。これにより、これまで比較的中・小病院、開業医層の顧客中心に活動をしてきたフジノンの販売ルートと、画像診断機器の国内販売で大・中規模病院に強い東芝メディカルの販売ルートを活用することによって、日本全国の医療機関顧客をカバーする販売体制となります。 これらフジノンと東芝の事業提携効果を最大限に発揮するため、東芝の内視鏡開発部門をフジノンに移管するとともに、フジノンと東芝メディカルの内視鏡国内販売部門を販売合弁会社に移管します。 新会社概要
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