業務アプリケーションに翻訳機能を組み込める英日/日英翻訳サーバの発売について 2002年8月28日
株式会社東芝 e-ソリューション社(カンパニー社長:河村進介)は、高い翻訳品質を実現するとともに、英日双方向の翻訳機能をサーバマシン(SolarisまたはWindows環境)上で稼動する各種の業務アプリケーションに組み込んで利用することのできる英日/日英翻訳ソフト「The翻訳サーバV2」を、8月30日から販売します。また、業務アプリケーションへの翻訳機能組み込みのための支援から導入、保守まで一貫したサポートサービスを、あわせて提供します。 新商品は、文献検索・閲覧システム、情報配信システム、メールシステムなど、サーバマシンで稼動する各種の業務アプリケーションに英日双方向の翻訳機能を組み込んで、業務アプリケーションから翻訳機能の利用を可能にするものです。業務アプリケーションに組み込むことで、利用者と業務アプリケーションとの間で受け渡される英語の情報を日本語に、日本語の情報を英語に翻訳することができます。これにより、例えば英文の検索システムにおいて、これまで英語でしか検索できなかったものが日本語を入力して検索することが可能になり、さらに、検索結果も英語の原文でなく、日本語の翻訳結果で読むことが可能になります。 「The翻訳サーバV2」は、業界最大クラスの130万語の基本辞書を搭載し、定評のある翻訳品質を実現しています。基本辞書のほかに、オプションとして、16分野200万語以上の専門用語辞書も組み込むことができます。また翻訳機能として、ホームページ翻訳、メール翻訳、テキスト翻訳があります。さらに「クライアント翻訳オプション」を使用することにより、ビジネスシーンで使用されることの多いMicrosoft OfficeおよびAdobe Acrobatからの連携翻訳も可能になります。 新製品の概要 商品化の背景と狙い グローバル化の進展とネットワーク化により、ビジネス活動がボーダーレスで行われるようになっていますが、その一方で、個々の地域の事情に合わせたローカライゼーションの必要も高まっています。これに伴い企業が自社の業務アプリケーションに翻訳機能を組込むニーズが徐々に増大してきており、これに対応できる翻訳システムが求められていました。 当社は、このようなニーズに応えるため、業界最大クラスの130万語の基本辞書を搭載し、各種業務アプリケーションへ翻訳機能の組み込みが容易なAPIを提供、しかも翻訳ソフトの一元管理により運用が容易な「The翻訳サーバV2」を商品化します。またオプションとして16分野200万語以上の「専門用語辞書オプション」、ビジネスシーンでよく使われるMS-Office連携翻訳、Adobe Acrobat連携翻訳ができる「クライアント翻訳オプション」を提供します。これらにより、企業向け業務アプリケーションと連動し、翻訳精度の一層の向上と翻訳機能の拡充を図ります。 新製品の主な特長
機能一覧
システム構成 <サーバ> <クライアント> 注意事項
お問い合わせ先
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