社団法人 全日本難聴者・中途失聴者団体連合会からの感謝状授与について

2002年10月8日

 当社は、社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会より、字幕放送対応テレビと字幕放送アダプターの製造・販売を長年にわたり継続し、放送バリアフリーの拡大に貢献したとして、10月6日、「第9回全国中途失聴・難聴者福祉大会」において感謝状を授与されました。

 当社は、1983年に字幕放送用アダプター「TT-XA110」を、1989年に字幕放送対応テレビ「21RX3K」を商品化して以来、対応機種の製造・販売を継続しており、現在も、字幕放送対応テレビ「21ZM5」、「32D3000」、「28D3000」と字幕放送対応チューナー「TT-X3」を販売しています。今回の感謝状の授与は、このような長年にわたる当社の取組みが、放送バリアフリーの拡大に貢献しているとの評価をいただけたものと考えています。

 近年、行政や放送事業者の努力により、放送のバリアフリーを目指して、字幕放送の拡充が図られていますが、字幕放送に対応したテレビの販売を行なうメーカーは少なく、聞こえに不自由な方にとっては、「デジタルデバイド」ともいえる状況が存在しています。当社は、聞こえに不自由な方のテレビ視聴の助けとなる字幕放送に対応した機器の製造・販売を今後も継続していくことで、社会に貢献し、企業に求められる多くの社会的役割をわずかでも果たしていきたいと考えます。

社団法人 全日本難聴者・中途失聴者団体連合会
平成3年9月設立。 理事長:高岡 正 
全国の難聴者・中途失聴者(以下「難聴者等」という)に対する施策の充実、普及のための諸事業を行ない、難聴者等に対する社会の理解を促進させるとともに、難聴者等のコミュニケーション手段等に関する調査研究等を行なうことにより、全国600万人の難聴者、中途失聴者の唯一の社団法人として、障害者の社会的地位の向上と福祉の増進及び社会参加の促進に寄与することを目的としている。


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