東芝とサン・マイクロシステムズがITプラットフォームのための共同テクノロジーセンター「東芝・サン・テクノロジーオフィス」を設立 2002年11月28日
株式会社 東芝 株式会社東芝(以下、東芝)とサン・マイクロシステムズ株式会社(以下、サン)は、本日より「東芝プラットフォームテクノロジーセンター」*内に、サンの技術者が常駐する「東芝・サン・テクノロジーオフィス」を開設します。これにより両社は、顧客に幅広いソリューションを提供するITプラットフォーム事業の拡大を図ります。 今回開設する「東芝・サン・テクノロジーオフィス」は、両社の技術者が、新製品の開発時点から、組み合わせ試験、サイジングサポート、製品出荷時の検証、製品出荷後のフォローまで、共同して顧客に一貫したサービスを提供することを目的としています。また、データベースやアプリケーションサーバなどのミドルウエアの導入支援やシステム検証、コンサルティング等のサービスを提供します。さらに、サンのプラットフォームと各社のハードウエア、ソフトウエアやソリューションを組み合わせたマルチベンダ環境に対応することで、多様な顧客のニーズに応えることができます。 「東芝・サン・テクノロジーオフィス」の特長
開設の背景と狙い 近年のIT化の進展に伴い、グローバルに拡大した競争社会の中では、スピーディーな経営判断が企業の命運を握っており、企業は自らが抱える経営課題を迅速に解決する必要に迫られています。従って、システム導入に対する基準は、その導入までのスピード、信頼性や運用管理などのサービスレベルが重要な判断要素となっています。そのため、ミッションクリティカルなシステムをオープンな環境で構築する際には、異機種混合のミドルウエアやアプリケーションを様々な機器の上で組み合わせ、入念な動作検証や、性能検証、サイジングなどを行なうことが重要となってきています。 事業計画について 「東芝・サン・テクノロジーオフィス」では、サンのグローバルな部門と連携したエンジニアが常駐し、東芝プラットフォームテクノロジーセンターのマルチベンダ環境における設計能力を持つエンジニア約500名と協力し、顧客への最適なサポートを提供していきます。サンからは、常駐も含めて、約30名の東芝専任の営業およびエンジニアが本施設での活動に貢献します。 今後、東芝は様々なアライアンス・パートナーと共同でハードウエアやソフトウエアのサービスを行なっていくことで、2003年にITプラットフォーム事業で1,000億円の売上をめざします。また、サンは、東芝の優れたシステムインテグレーション能力やサポート力を活用して、ハードウエアやソフトウエアの拡販を図っていきます。
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