東芝とアルパインが車載情報機器事業会社を設立 2003年1月15日
株式会社 東芝 株式会社東芝(以下、東芝)と、アルパイン株式会社(以下、アルパイン)は、In-Car Computingのキーコンポーネントである「車載通信ゲートウェイシステム」をはじめとする車載情報機器の商品企画、研究開発、製造、販売、アフターサービスを行う合弁会社「東芝アルパイン・オートモティブテクノロジー株式会社」を、1月16日付けで設立します。 新会社は、東芝の有するデジタル・モバイル・ネットワーク分野での技術開発力とアルパインが有するカーエレクトロニクス分野での技術開発力を融合し、放送網、通信網といった車外のネットワークと、カーナビゲーションシステムやカーオーディオなどの車載機器、携帯電話やPDAなどで構成される車内のネットワークを結ぶ役割を果たす「車載通信ゲートウェイシステム」等を開発し、販売します。 「車載通信ゲートウェイシステム」は、今後自動車のIT化が進むにつれて、市場の急速な拡大が見込まれているIn-Car Computing、テレマティクス・サービスのキーコンポーネントとして需要が立ち上がるものと予想されています。 新会社の概要 新会社設立の背景 携帯電話や、ワイヤレスLAN、デジタル放送といった通信・放送技術と、IPv6などのネットワーク技術の進展により、"いつでもどこでも"ネットワークにつながるユビキタスネットワーク社会の到来が予測されています。ユビキタスネットワーク社会では、パソコンやPDAなどの情報機器のみならず自動車もネットワーク機器の一つとなり、車内ではあたかも家庭やオフィスにいるかのように、インターネット・放送・情報・コミュニケーション・電子商取引といった様々なテレマティクス・サービスを受けることが可能になります。 In-Car Computingについて In-Car Computingとは、カーナビゲーションシステム、カーPCといったハードウェアだけでなく、テレマティクス・サービス、車載デジタル放送といったサービスの提供や受けたサービスの活用までを含めた、自動車向け情報サービス全般を指しています。 In-Car Computingの概念と車載通信ゲートウェイシステムの位置付け In-Car Computing技術を駆使して可能となるテレマティクスサービスイメージの例
In-Car Computingにより、自動車はこれまで以上に便利で快適な「新たなIT空間」へと進化します。 鈴木幸展の略歴
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