廃棄物ゼロエミッションの達成について 2003年1月30日
当社は、2000年度から取組んできた国内事業場の廃棄物ゼロエミッション(廃棄物最終処分率1%以下)を達成しました。 当社は、ゼロエミッションを「事業活動に伴い生じる副産物やその他の発生物全て(総排出量)に対し、直接又は中間処理後の埋立処分量を1%以下にする」こととし*1、03年度末までに国内全18事業場の合計値でこれを達成することを目標に活動してきました。廃棄物を種類別に有効活用するための研究活動や、源流における廃棄物の発生抑制(リデュース)、徹底したリユースとリサイクルを推進するとともに、01年度には、全社横断的な専門部会として廃棄物ゼロエミッション推進ワーキングを発足させ、ノウハウの共有化、技術・事例の水平展開、課題への共同アプローチ、事業場別の地域性や廃棄物の特殊性に配慮した個別活動を積極的に進めてきました。
最終処分量・処分率の年次推移
当社取組みの特長
当社の業容は、半導体などの電子デバイスから、発電機器、家庭電器製品など、幅広い領域に亘っており、生産工程で使用する素材も様々なものがあります。排出される廃棄物の種類も多岐にわたり、また、各事業場ごとに地域の部材再生利用ニーズも異なることから、それぞれにおいて最適なゼロエミッション活動を展開する必要があります。
当社の2001年度の廃棄物総発生量は、87,698tとなっています。当社では、この発生量をさらに削減しながら、ゼロエミッションを維持していくことが重要であるとの考え方に立ち、再資源化にあたりサーマルリサイクルからマテリアルリサイクルへ質的な向上を目指すとともに、リサイクルや輸送のためのエネルギー削減などを含めた総合的な環境負荷低減を図っていきます。
|
プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。 |