第12回東芝グループ環境展の開催について

2003年3月6日

 当社は、本日と7日の2日間、「オールプロダクツ、トータルプロセスで環境経営を深耕」をテーマに「第12回東芝グループ環境展」を本社ビルで開催します。製品を"つくる"段階から"つかう"ときのことを考え、使い終わってから資源として"いかす"こと、あるいは地球環境に"かえす"ことを考えた当社の最新の環境保全活動や新技術など130テーマを展示して、これまでの環境保全の活動成果と今後の取り組みを紹介します。

 今回の展示では"つかう"段階を考えた「環境調和型製品」として、ノートパソコン、エアコンや自動車用排ガス浄化装置など、40製品分野にわたる56テーマについて、家庭/個人ユースから産業・社会ユース、部品・材料分野にいたる様々な成果事例を紹介します。また、"つくる"を中心とした「地球温暖化防止」「化学物質管理」のコーナー、"いかす・かえす"活動に関する「資源有効活用」「使用済み製品リサイクル」「基盤活動」のコーナーなど、全6コーナーにおいて、新しい製品や技術の提案内容の他、事業場における地道な活動のご報告も交え、「オールプロダクツ・トータルプロセス」に亘る当社グループの環境経営の成果について展示をしています。

展示の概要

「環境調和型製品」コーナー

当社グループの第3次環境ボランタリープランに基づく無鉛はんだの全面展開や環境調和型製品の比率拡大に向けた取り組み事例を紹介します。
3年連続省エネ大賞を受賞した店舗・オフィス用エアコン、業界トップレベルの環境自主基準を達成したPOSターミナル、低温プラズマ技術を応用した自動車用排ガス浄化装置、当社が基本特許を保有するPRMモータ(永久磁石式リラクタンスモータ)を用いた低公害ハイブリッド車用駆動システムなどを紹介します。

「地球温暖化防止」コーナー

当社グループの地球温暖化防止活動内容の基本方針ならびに省エネ対策を、管理面の改善、省エネ投資、クリーンルームの効率化の実績などの成果を交え紹介します。
大幅なエネルギー削減事例として、2002年度資源エネルギー庁長官賞を受賞した当社大分工場におけるクリーンルームの局所クリーン化(SMIF)と、統計的手法活用による冷凍機の効率改善について紹介します。

「資源有効活用」コーナー

当社国内18事業所での廃棄物ゼロエミッション(廃棄物最終処分率1%以下)を、03年度達成目標に対し1年半前倒しで達成しました。各事業所でのゼロエミッション達成の取り組み事例について紹介します。

 この他、「化学物質管理」「使用済み製品リサイクル」「基盤活動」の各コーナーにて、化学物質管理の活動、家庭系パソコン回収リサイクルシステム、グループ各社の環境報告書、環境コミュニケーションへの取り組みなどを紹介します。


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