デジタル情報機器向けMIPSアーキテクチャ64ビットRISCマイコンの発売について 2003年4月21日
当社は、デジタル情報機器向け64ビットRISCマイクロプロセッサの新製品として、イーサネット接続用コントローラ(EthernetMAC*1)やNAND型フラッシュメモリを直結できるインタフェース*2など多機能を1チップに搭載し、機器を小型化できるマイクロプロセッサ「TMPR4938XBG-300」を商品化します。 新製品は、0.13マイクロメートルの微細加工プロセスを採用し、米国MIPS社のRISCアーキテクチャを利用した当社オリジナルのプロセッサコア「TX49/H3」の搭載により、動作周波数300MHzの高速処理が可能です。 当社は、1989年からミップス社とRISC型マイクロプロセッサの分野において提携関係にあり、同社の技術を導入した高性能マイクロプロセッサを「TXシリーズ」としてデジタル情報機器やネットワーク機器向けに展開しています。
新製品の概要 開発の背景とねらい 近年、デジタルオーディオ機器やネットワークプリンタなどのデジタル情報機器はますます高機能化が進んでおり、低コスト化と高性能化を実現するために、Ethernet接続機能などをCPUに内蔵することが望まれています。こうした機器では、プログラムやデータの容量も拡大しており、大容量のNAND型フラッシュメモリを使用するニーズも高まっています。 新製品の主な特長
新製品の主な仕様 お問い合わせ先
|
プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。 |