デジタル情報機器向け64ビットRISCマイクロプロセッサの新製品発売について 2003年5月27日
当社は、業界最先端である90nmプロセスを使用し、最高動作周波数400メガヘルツ時において業界最小クラスの動作消費電力0.6ワット(内部電圧1.2ボルト、外部電源3.3ボルト)を実現したデジタル情報機器向け64ビットRISC(縮小命令セットコンピュータ)マイクロプロセッサ「TMPR4955CFG-400」など2品種を商品化します。 新製品は、米国MIPS社のRISCアーキテクチャを利用した当社独自開発のプロセッサコア「TX49/H4」を搭載することによって、最高動作周波数400メガヘルツ時において業界最小クラスの動作消費電力0.6ワットを実現しています。 当社は、1989年からミップス社とRISC型マイクロプロセッサの分野において提携関係にあり、同社の技術を導入した高性能マイクロプロセッサを「TXシリーズ」としてデジタル情報機器やネットワーク機器向けに展開しています。 新製品の概要 開発の背景とねらい 近年、性能が急激に向上しているプリンタやセットトップボックスなどのデジタル情報機器においては、大量のデータを高速処理し、低消費電力で駆動するプロセッサへのニーズが高まっています。 新製品の主な特長
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