インバータモーター制御用16ビットDSPの発売について 2003年7月17日
当社は、エアコンや冷蔵庫などに用いるインバータモーターを高精度に制御できるデジタル信号処理プロセッサ(DSP)「T5BE1」など2品種を開発し、本年8月からサンプル出荷を開始します。 新製品は、高速処理を実現するための回路構成として、命令とデータを同時に参照できるハーバード・アーキテクチャ*1を取り入れた当社独自の16ビットDSPコアを搭載しているほか、信号処理に多用される積和演算などを専用ブロック*2で効率的に実行できる演算ユニットを採用しています。 また、モーター駆動用の三相PWM*3回路は、最小分解能50ナノ秒で高周波出力が可能であることに加え、電圧を安定的に切替えるためのデッドタイマや緊急停止保護機能を備えています。
新製品の概要
開発の背景と狙い 近年、省エネを推進している家電業界では、エアコンや冷蔵庫のコンプレッサ駆動に最も効率がよいベクトル制御を採用するところが増え、三相PWM出力のほかに、高速な演算とAD変換が可能なプロセッサへのニーズが高まっています。 新製品の主な特長
新製品の主な仕様 お問い合わせ先
|
プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。 |