J-フォン向けQVGA液晶搭載の携帯電話「V301T」の発売について

2003年9月25日

使い過ぎ防止設定や有害サイトへのアクセス制限が可能な「リミットモード」搭載

J-フォン株式会社向け携帯電話「V301T ノーブルグリーン(左) パールピンク(中) ブライトシルバー(右)

 当社は、携帯電話の本体の設定で電話やメールの使用量制限や、Webのアクセス制限設定などを行え、例えば、保護者が子供に携帯電話を持たせた場合に、使い過ぎ防止や有害サイトへのアクセス制限などが可能となる「リミットモード」を搭載したJ-フォン向け新機種「V301T」を製品化します。
 新製品は、J-フォン向けに供給を開始し、10月中旬以降、同社より発売予定です。

 新製品はパスワード管理により、多様な利用制限をかけることができる「リミットモード」機能を搭載しており、携帯の契約者である保護者が、子供の携帯電話の利用範囲を制限したり、法人契約者が利用者である従業員にビジネス用途以外での利用を制限したりすることができます。
 最近の社会情勢の変化により、子供には安全の為に携帯を持たせたいが、有害サイトへの接触や使い過ぎを心配される方が増えています。また、法人契約においては私用電話を制限したいというニーズが高まってきているため、当社は携帯電話の利用を制限できる「リミットモード」機能を搭載した新製品を商品化しました。

 新製品に「リミットモード」機能を搭載することにより、アクセス制限、時間帯制限、使用量制限の設定が可能になります。アクセス制限を設定した場合には、家族や友人など設定した相手のみに電話発信、メール送信が可能になるため、ダイヤルQ2や国際電話などの利用を制限することができるうえに、Webの利用制限により、有害サイトとのアクセスを制限することもできます。また、時間帯制限により、夜遅くの電話やメールの利用、業務時間外での利用を制限することができます。さらに、使用量制限により、月々の使用時間を制限して、使い過ぎを防ぐことも可能です。
 
 また、新製品は高精細QVGA液晶搭載機種としては国内で最軽量*1であり、メイン画面に2.2インチ「スーパーファインポリシリコンTFTTM液晶」採用することにより、当社従来機種に比べ、明るさは約1.5倍、コントラストは約4倍になり、さらに明るく鮮やかになっています。

*1: 2003年9月現在。(国内モデルにおいて比較した場合)。質量 約102g

新製品の概要

新製品の概要

商品化の狙いと背景

 国内における携帯電話普及率が60%を超え、ユーザー層が広がるにつれて、携帯電話に対するニーズも多様化してきています。
 このような中、契約者と利用者が異なるユーザー層が増えつつあり、ニーズはさらに複雑化、多様化してきています。例えば、子供に携帯を持たせたいが、有害サイトへの接触や使い過ぎを制限したい、また、法人契約において私用電話を制限したいといったニーズが高まってきています。
 当社はこのような市場環境に対応すべく、携帯電話の利用を制限できる「リミットモード」を搭載したJ-フォン向け携帯電話「V301T」を製品化し、市場のさらなる拡大を図っていきます。

新製品の主な特長

1. 電話やWebの使い過ぎを防ぐリミットモード搭載
リミットモードは次のような使い方ができます。
<アクセス制限>
家族や友人・会社など設定した相手以外との電話・メール・Webを制限します。
ワン切り着信への折り返し発信やダイヤルQ2・国際電話の利用も制限できます。
<時間帯制限>
夜遅くの電話やメールを禁止したり、業務外の使用を制限します。
<使用量制限>
月々の使用量を制限して使い過ぎを防ぐことができます。
許可リストに、自宅や家族の電話番号を登録しておけば、時間制限、使用量制限をしている場合でも、電話の発着信やメール送受信ができます。
   
2. 当社従来機種より、さらに明るく鮮やかな高密度「QVGA液晶」を搭載
約180ppiの高密度 2.2インチQVGA(320X240ドット)「スーパーファインポリシリコンTFTTM液晶」を搭載することにより、当社従来機種QVGA液晶よりも、明るさで約1.5倍・コントラストで約4倍と、さらに明るく鮮やかになっています。
「スーパーファインポリシリコンTFTTM液晶」の搭載により、「スペースインベーダー」((C)TAITO CORP.1978,2003)ゲームをオリジナルの配列のままに再現することも可能です。また、スペースインベーダーはあらかじめインストールされています。
V301TはVアプリに対応しておりませんので、ボーダフォンライブ!のWebからVアプリをダウンロードすることはできません。
   
3. QVGA液晶搭載の携帯電話の中で最軽量
QVGA液晶搭載の携帯電話の中で最軽量を実現しています。*1 
角を落とした柔らかいデザインは、ビジネスでもプライベートでも、あらゆるシーンで利用することが可能です。
*1: 2003年9月現在。QVGA液晶搭載の国内携帯電話と比較した場合。
   
4. 操作ガイドにしたがって操作することができる「シンプルモード2」を搭載
『シンプルモード2』を搭載することにより、電話やメールなど、よく使う機能だけに絞って大きな文字で操作ができます。操作ガイドにしたがって簡単に操作することができるので、初めての方もすぐに携帯電話を使うことができます。
   
5. 新しい「特撮モード」と「らくがき機能」の搭載
「輪郭抽出」技術を用いた、「特撮モード」を搭載することにより、撮影した画像の一部を切り抜き、自作フレームとして画像撮影ができる「バーチャルウイッグ」と、撮影した画像を枠に合わせて切り抜き、好きな背景画像と合成した写真を作成できる「バーチャルトリップ」の2つの撮影が楽しめます。
また、撮影直後のポーズ画面から、そのままスタンプやテキストの貼り付けができる「らくがき機能」を搭載しています。撮影した画像にらくがきをして、そのまま写メールできるなど、新しい楽しみ方が可能です。
   
6. 操作中でも新着メールが確認できる「今すぐ読メール」搭載
操作中にメールが届くとウィンドウがポップアップして知らせてくれます。
メールの作成中でも、届いたメールをすぐに確認・返信し、また、もとの操作画面に戻ることができます。操作中のメールの行き違いを防ぐことができます。

新製品の主な仕様

新製品の主な仕様

*1 連続通話時間とは、十分に充電された新品のバッテリーを装着し、パワーセーブ機能をOFFにし、電波が正常に受信できる静止状態で算出した平均的な計算値です。
*2 連続待受時間とは、十分に充電された新品のバッテリーを装着し、通話や操作をせず、電波が正常に受信できる静止状態で、また節電画面をONにした状態で算出した平均的な計算値です。
*3 標準セットの急速充電器で行った充電に要する時間の平均的な計算値です

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J-フォン携帯電話から157(無料)
一般電話から0088-21-2000(無料)
J-フォン株式会社は、10月1日より社名を「ボーダフォン株式会社」へ変更します。


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