沖電気と東芝、ナレッジコミュニケーション分野において協業 2003年9月25日
沖電気工業株式会社 沖電気工業株式会社(本社:東京都港区 社長:篠塚 勝正 以下、沖電気)と株式会社東芝(本社:東京都港区 社長:岡村 正 以下、東芝)は、沖電気のCTI&IPコミュニケーションシステム「CTstage(シーティーステージ)4i」と、東芝のナレッジマネジメント支援システム「KnowledgeMeister(ナレッジマイスター)」を連携し、一般企業向けのナレッジコミュニケーション分野において協業することで合意しました。 本協業に基づき、沖電気は、「CTstage4i」と「KnowledgeMeister」を連携させた新ソリューション「知識資産共有型IPオフィスコミュニケーションシステム」を開発し、本日より販売活動を開始します。今後、両社で販売促進活動を行うなど、本ソリューションの普及を図り、2004年度末までに150セットの販売を目指します。 今回の協業では、沖電気の内線電話、電子メールなどを統合した優れたオフィスコミュニケーションシステムと、東芝のナレッジマネジメント技術をIPネットワーク上で連携・融合することで、より高度な知識交換と知識共有を実現します。これにより、これまで散在していた有益な業務ノウハウや、社内の優秀な人材へのアクセスが活性化され、知識や知恵を駆使して新たな価値を生み出すナレッジワーカーの業務効率を大幅に改善し、生産性、業務品質を向上することが可能となります。 例えば、お客様への提案資料を作成する場合、ナレッジワーカーは、「資料をさがす」、「知っている人に問い合わせる」などに多大な時間を費やしています。時間をかけてファイルや資料の山から目的の資料を探しても、不明な点の問い合わせが必要になることも多く、また、適切な資料がなく必要な情報を持っている人を探して問い合わせるなど、必要な情報の収集にはコミュニケーションが不可欠です。 今後、両社は、マーケティング活動やセミナーなどの販売促進活動を共同で行い、また、技術相互支援を強化することで、ナレッジコミュニケーション市場を開拓していきます。 <販売計画ほかについて>
<「CTstage 4i」について> CTstage 4iは、Microsoft.NETをベースにした最新のCTI&IPコミュニケーションシステムです。VoIPプロトコルとしては、インターネットとの親和性の高いSIP(Session Initiation Protocol)をサポートし、CTstage 4i単体でIPネットワークと通信ネットワークを完全に統合します。IP-PBXとユニファイド・メッセージ機能をベースにインフォメーションワーカーの生産性向上を実現する「オフィスコミュニケーションシステム」、UnPBXとソフトスイッチアーキテクチャにより小規模から大規模まで、あらゆる規模のマルチチャネル・コンタクトセンタを実現する「カスタマコンタクトセンタ」、音声ポータルやIPセントレックスなどを実現する「キャリア/プロバイダ付加価値サービス」という3つのソリューションを提供します。 < 「KnowledgeMeister」について> 個人や組織の持つノウハウ、経験などの知的財産を共有・活用し、新しい知識(価値)を創造する事により、迅速かつ的確な意思決定を支援し企業の競争力を高める『ナレッジマネジメント』を提供するシステムです。その主な機能として「情報収集」「知識蓄積」「知識共有」「知識分析」「文書管理」があり、自然言語検索やテキスト分析を行うことで、知識活用のサイクルを支援し、幅広い業種・業務でご利用いただいております。 お問い合わせ先 <本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
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