セキュリティ機能を強化した無線LANシステムの発売について 2003年11月25日
当社は、オフィスに無線LAN環境を採用する企業や無線LANスポットサービスを行なう通信事業者向けに、セキュリティ機能と管理機能の強化を施すとともに、3種類の無線LAN規格(IEEE802.11a/b/g)の同時使用に対応した無線LANシステム「WA-7000」を商品化し、本日から営業活動を開始します。 新製品は、オフィスでの無線LAN利用を想定し、データの盗聴やネットワークへの不正アクセスを防止する高度なクライアント認証機能(IEEE802.1x:EAP-TLS、EAP-TTLS、PEAPに対応)と暗号化技術(ダイナミックWEP、WPA1(TKIP)、WPA2(AES))に対応しているほか、アクセスポイントの設定変更を独立したVLANからのみ可能とし一般ユーザと管理者のアクセスを分離するなど、十分なセキュリティ対策を行なっています*。 新製品は、小型・軽量設計で省スペースを実現しています。また、業界に先駆けて、屋外型のアクセスポイントもラインアップしており、工場やプラントなどでの戸外を含めたネットワークの構築を可能としています。
新製品の概要
商品化の背景と狙い
近年、無線LANの普及は急速に進んでおり、無線LAN関連商品の市場規模は、2005年には全世界で3,800億円、日本国内でも400億円の市場規模になると見られており、そのうち250億円超がオフィス利用などの法人需要と予測されています。しかしながら、現在商品化されている無線LAN製品の多くは、セキュリティ機能の脆弱性が指摘されており、一般企業や通信事業者での導入の妨げになっていました。 新製品の特長
新製品の主な仕様
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