タブレットPCの使い勝手を大幅に向上させた「dynabook SS M200」の発売について 2003年12月4日
当社は、パソコンの画面に手書きで入力するタブレットPCの新製品として、本体に内蔵した重力を検知する加速度センサーを利用して、縦・横の画面表示をすばやく切り換えたり、パソコン本体を振って任意のアプリケーションソフトを起動させたりといった、使い勝手を向上させる当社独自の工夫を盛り込んだ「dynabook SS M200」を商品化し、12月5日から企業ユーザ向けに発売します。 新製品は、内蔵した加速度センサーがパソコン本体の傾きを感知し、液晶画面の縦・横のどちらを下にして使っているかを判断します。画面の向きを変えても、ボタンを一度押すだけで表示中の画面をユーザーが見ている向きに切り替えることができます。また、加速度センサーが振動を感知してアラームを発するように設定することが可能で*1、パソコン本体を不正に持ち出されることを防ぐ簡易セキュリティ機能として利用できます。さらに、パソコン本体を縦方向、もしくは横方向に振ることで*2、指定したアプリケーションソフトを起動するように設定可能とするなど、手に持って使うことの多いタブレットPCの操作性を大幅に向上させる工夫を搭載しています。 新製品では、タブレットペンによる手書き入力を行う液晶部の保護パネルに、従来のポリカーボネートと比べて約半分の薄さのガラス素材を採用することで、ペン先と画面に表示されるカーソルの間に生じる「ズレ」を抑えて入力のしやすさを向上させています。また、液晶ディスプレイ部を180度回転できるコンバーチブルタイプの設計を採用し、ノートPCとタブレットPCのいずれの形態でも使うことができます。 さらに、当社独自の工夫として、液晶画面の横に、タブレットペンで触れてアプリケーションソフトの起動を行うことができる四つの「タブレットペンボタン」や、手書きで文字入力を行う際に、文字の入力欄の枠内で次々に重ね書きして入力したり、入力欄の枠を気にせず複数の文字列を入力したりできるオリジナルソフトウェア「TOSHIBA Input Aid」といった他社にない機能を搭載することで、「Microsoft Windows XP Tablet PC Edition」の機能をさらに使いやすくしています。
新製品の概要 製品化の背景と狙い 企業におけるノートPCの採用が進み、最近ではワイヤレスLANとの組み合わせによる企業内でのモバイル利用のニーズが高まってきています。 新製品の主な特長
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なお、新製品情報は当社のPC総合情報サイト「dynabook.com」(http://dynabook.com/)でも提供します。
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