名古屋大学工学研究科及び名古屋大学情報科学研究科と東芝との研究インターンシップに関する協定の締結について

2005年3月25日

国立大学法人 名古屋大学
株式会社 東芝

 国立大学法人名古屋大学(名古屋市千種区、総長:平野眞一)工学研究科及び情報科学研究科と株式会社東芝(東京都港区、取締役 代表執行役社長:岡村 正)は、大学と企業が協力し、科学技術分野での先導的役割を果たすことができる人材を育成することを目的にあらたなインターンシップの実施に関する協定を本日締結しました。この協定に基づき、平成17年度から名古屋大学工学研究科及び情報科学研究科に所属する大学院生を対象とした本インターンシップを開始します。

 本インターンシップは、従来の就業体験に基づくインターンシップとは全く異なるものであり、学術研究を通じてわが国の将来を担うことができる研究者・技術者に必要な“幅広い視点から問題を設定し解決することができる能力”を涵養しようとするものであります。このため、本インターンシップの実施にあたっては、東芝と名古屋大学が協力して研究テーマを設定し、両者の指導のもと1~6ヶ月に渡るインターンシップの実施と評価までが行われます。これによって、専門分野に加え学際分野の研究開発能力を備えた人材の育成とともに研究企画・統括などに優れた見識を備えた人材の育成が期待されます。

 以上により、本インターンシップは、大学と企業の強力な連携のもと社会と時代が要請する人材の育成をめざす一つの新しい大学院教育と位置づけてまいります。


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