地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンテレビの「DLNA(*1)ガイドライン対応」機能アップグレードについて

2005年4月18日

 当社は、現在発売中の地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ「beautiful “face”LZ150シリーズ」の2機種について、「DLNA*1ガイドライン対応」機器に録画されたコンテンツや同機器で受信したコンテンツをLZ150シリーズで視聴できる機能を追加する、業界初*2の「DLNA*1ガイドライン対応」アップグレードを6月下旬から開始します。
 機能の追加は、当社専用サーバーからインターネット経由、またはBSデジタル/地上デジタル放送の放送波*3を利用してソフトウェアをダウンロードすることで行ないます。
 なお、アップグレードに関する費用は無料です。

*1: DLNA(Digital Living Network Alliance)
デジタル時代の相互接続性を実現させるための標準化活動を推進している団体。
*2: 2005年4月18日現在。デジタルテレビにおいて。
*3: ソフトウェアは、BSデジタル/地上デジタル放送の放送波経由で送られてきます。地上アナログ放送のみを視聴している場合は、放送波からのダウンロードはできません。

対象機種

 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ
 「液晶 beautiful“face”」 37LZ150、32LZ150

機能追加の狙い

 LAN端子に接続した市販のLAN HDDに番組を録画したり、AVパソコンに録画された番組をLAN経由で見たりすることができる液晶テレビ「beautiful “face”LZ150シリーズ」に、「DLNAガイドライン対応」アップグレードを行なうことによって、ネットワーク機能のさらなる強化を図ります。

*: 録画したテレビでのみ再生できるローカル暗号システムでコンテンツを保護しています。

アップグレードの方法

 「DLNAガイドライン対応」へのアップグレードの方法は、(1)地上デジタル放送から(2)BSデジタル放送から(3)東芝専用サーバーからの3とおりの方法があります。

(1) 地上デジタル放送からのダウンロードする場合
 夜、地上デジタル放送を5分以上視聴したあとで、リモコンで電源を切っておけば、翌朝7時ころにはダウンロードが完了しています。
(2) BSデジタル放送によるダウンロードする場合
 夜、BSデジタル放送を10分以上視聴したあとで、リモコンで電源を切っておけば、翌朝7時ころにはダウンロードが完了しています。
(3) 東芝専用サーバーからのダウンロードする場合
 ブロードバンド環境が整った状態で、「メニュー」→「端末設定」→「ソフトウェアのダウンロード」→「サーバーからのダウンロード」→「ダウンロード開始」で表示された画面メニューに従って操作してください。

デジタル放送からダウンロードするには、あらかじめ「自動ダウンロードをする」に設定する必要があります。「自動ダウンロードをする」に設定するには、「メニュー」→「端末設定」→「ソフトウェアのダウンロード」→「放送からのダウンロード」→「自動ダウンロード」で表示された画面で「ダウンロードする」を選択してください。また、地上アナログ放送のみを視聴している場合は、放送波からのダウンロードはできません。
ダウンロード実施日時は以下のホームページをご覧ください。
「今回のダウンロード実施予定の詳細を教えてください」の「LZ150シリーズ」をクリックするとご確認いただけます。
http://www.toshiba.co.jp/product/tv/download/qa.htm#q07
ダウンロード実行中にテレビの電源を入れると、ソフトウェア更新中である旨のメッセージが表示されます。これ以降は、ダウンロードが完了するまで、本体には触れないでください。特に、電源プラグを抜いたり、本体の主電源を切ったり、SDメモリーカードやUSB接続機器の抜き挿しなどをしないでください。(ダウンロードが終わると、一端電源が切れたあと、再び電源が入り完了します。)
ダウンロードは、録画予約と実施時刻が重なった場合や、電波の受信状態が悪い場合などには実行されません。

アップグレード完了の確認方法

(1) メニュー画面での確認
「メニュー」→「端末設定」→「その他」で「ソフトウェアのライセンス情報」の項目が追加されていればアップグレードは完了しています。
(2) バージョン番号での確認
「メニュー」→「端末設定」→「ソフトウェアのダウンロード」→「ソフトウェアバージョン」で表示されるソフトウェアバージョンをご確認ください。バージョン番号に付いてはダウンロード開始時期に近くなりましたらホームページにてお知らせ致します。
http://www.toshiba.co.jp/product/tv/

DLNAとは

 DLNA(Digital Living Network Alliance)とは、デジタル時代の相互接続性を実現させるための標準化活動を推進している団体です。

DLNAとは

 「DLNAガイドライン対応」機器にはコンテンツを送り出すサーバー機器(デジタルメディアサーバー)とコンテンツを再生するプレーヤー機器(デジタルメディアプレーヤー)があります。
当社は、相互接続性を実現するためにDLNAが制定した"Home Networked Device Interoperability Guidelines v1.0"に基づきファームウェアを設計し、D2Gテストイベントに合格しました。

Designed to DLNA Guidelines  DLNA相互接続性確認試験

「DLNAガイドライン対応」アップグレードでできるようになること

「DLNAガイドライン対応」機器(デジタルメディアサーバー)に録画されたコンテンツや同機器で受信したコンテンツをLZ150シリーズ(デジタルメディアプレーヤー)で視聴できるようになります。

「DLNAガイドライン対応」アップグレードでできるようになること

「DLNAガイドライン対応」アップグレードでできるようになること

LZ150シリーズで視聴できるコンテンツ
フォーマット: 映像 MPEG2(VRフォーマット)
  映像に付随する音声  リニアPCM、AC3、MPEG1レイヤ2
  静止画 JPEG
接続できる範囲
 ホームネットワーク内の機器(同一のルーター下に接続されプライベートIPアドレスを使用している機器)

LZ150シリーズで受信した番組をデジタルメディアサーバー(「DLNAガイドライン対応」DVDレコーダ、等)に記録することはできません。
前記以外のフォーマットのコンテンツをLZ150で再生することはできません。
デジタル番組などのコピーワンスのコピー制御が行なわれている蓄積コンテンツをLZ150で再生することはできません。
表示できる静止画は 640×480画素以下のJPEG並びにデジタルメディアサーバーによって640×480画素以下に変換されたJPEGです。
音声のみのコンテンツを再生することはできません。

 ホームネットワーク内(同一のルーター下)に、LZ150シリーズと「DLNAガイドライン対応」機器とを接続します(特に設定はいりません)。faceネットの機器選択画面で「DLNAガイドライン対応」機器を選択すると、ライブラリ画面上に当該「DLNAガイドライン対応」機器(デジタルメディアサーバー)に録画されたコンテンツや同機器で受信したコンテンツが表示されます。

「DLNAガイドライン対応」機器が接続されている場合、機器選択画面で「DLNAガイドライン対応」機器は"LAN-S"と表示されます。

DLNAガイドライン対応
The product has been designed to DLNA Interoperability Guidelines v1.0 for products in its class (audio, video, or audio/video). "Designed to DLNA Guidelines" devices are working towards getting full DLNA certification, and are field upgradeable to allow for future enhancements.

お問い合わせ先

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映像営業事業部
TV国内営業部
03(3457)8344
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「東芝家電ご相談センター」 0120-1048-86
商品情報掲載ホームページ http://www.toshiba.co.jp/product/tv/

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