パナソニック四国エレクトロニクス社北米HDD開発センター買収について

2005年5月12日

 当社は、拡大する小型HDD(ハードディスクドライブ)市場での競争力を強化するため、パナソニック四国エレクトロニクス株式会社の北米におけるHDD開発センター(所在地:米国・カリフォルニア州。以下、開発センター)を買収しました。

 当社のHDD事業は、2.5型以下の小型分野に特化しており、同分野における世界市場ではトップグループに位置しています。また、世界最小0.85型HDDの量産や、垂直磁気記録方式による世界最高記録密度HDDの製品化など、技術面でも業界を牽引しています。

 小型HDDは、カーナビゲーションシステムや携帯型オーディオプレイヤーで採用が進むなど、アプリケーションの多様化により市場は拡大しており、このような中で当社は、製品開発力および顧客の技術サポート力の一層の強化を図るため、開発センターを買収することにいたしました。
 開発センターに勤務していた約50名の技術者が東芝アメリカ情報システム社(本社所在地:米国・カリフォルニア州)に移籍し、当社HDD開発拠点のある青梅事業所(所在地:東京都青梅市)と連携をとりながら今後開発を進めていきます。

新開発センターの主な概要

名称 東芝アメリカ情報システム社 ストレージデバイス事業部
ストレージデザインセンター
所在地 米国カリフォルニア州フリーモント市
業務内容 HDD新機種の開発、顧客技術サポート など
人員 約50名


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