地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ
新製品の発売について


2005年6月8日

「デジタル新頭脳メタブレイン」搭載LC100シリーズに2モデル追加

東芝 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ「液晶 beautiful “face”」新商品
東芝 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ「液晶 beautiful “face”42LC100」
 
東芝 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ「液晶 beautiful “face”20LC100」

 当社は、システムLSI技術とデジタル映像処理技術を活かした映像処理システム「デジタル新頭脳メタブレイン」を搭載した地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ「液晶 beautiful “face” LC100」シリーズに、新たに42V型「42LC100」、20V型「20LC100」の2モデルを追加し、7月上旬から順次発売します。

 新商品は、斜めから見てもコントラスト感のある映像を楽しめるように業界トップクラス*1の上下・左右で178度の広視野角を実現するIPS方式のハイビジョン液晶パネルを採用しています。また、64bit CPUを内蔵した画像処理用デジタルLSI、リナックスOSなどを搭載した東芝の映像処理システム「デジタル新頭脳メタブレイン」を搭載するとともに、デジタル放送特有のノイズを低減する「MPEGノイズリダクション」を採用するなど、デジタルハイビジョン放送の高画質な映像を楽しむことができます。

 「42LC100」は、デザインを一新するとともに、オーディオ専業メーカーのオンキヨー株式会社と新たに共同開発した「ジェットスリットスピーカー」を採用しています。液晶画面下に配置された細長いライン状の開口部から、キレのよいダイナミックな音が再生されます。

*1: 2005年6月8日現在、東芝調べ

新製品の概要

新製品の概要

商品化の背景と狙い

 国内テレビ市場に占める液晶テレビの割合は、2005年度中には台数ベース約50%、金額ベースでは約70%に達すると、当社は見込んでいます。今後、地上デジタル放送の放送地域が全国へと拡大することで、高画質な映像を楽しみたいというニーズがますます高まっていくものと予想しています。また、40V型以上の大型液晶テレビの需要拡大や、中小型における液晶テレビへのシフトが進むなか、当社は、これまでのLC100シリーズ(37V型、32V型、26V型、23V型)に、新たに42V型、20V型の2モデルを追加し、商品のラインアップを強化することで、ユーザーの利便性の向上と当社の売上げの拡大を図っていきます。

新製品のおもな特長

1. 高輝度、広視野角を実現したIPS方式 新ハイビジョン液晶パネルを採用
 IPS方式の新ハイビジョン液晶パネルを採用し、業界トップクラス*1の上下・左右178度の広視野角を実現しました。斜めから見てもコントラスト感のある映像を楽しめます。また、業界トップクラス*1の高輝度500cd/m2を実現しています。
*1: 2005年6月8日現在、東芝調べ
   
2. 「デジタル新頭脳メタブレイン搭載」で高画質映像
 さまざまな高画質回路を搭載するとともに、デジタル放送特有のノイズを低減するノイズリダクション機能を搭載することで、高画質な画像を実現しました。
(1) 「ヒストグラム・ダイナミックガンマ」
 画素の明るさを検出して、ヒストグラムで解析し、リアルタイムで最適なガンマ補正パターンを適用することで立体感のある映像を再現します。
(2) 「カラーイメージコントロール」
 「カラーイメージコントロール」機能により、さわやかな青空や美しい肌の色などを色あざやかに映します。また、6つの基本色の色あいと濃さをキメ細かく調整できるベースカラー調整機能も搭載しています。
(3) 「MPEGノイズリダクション」
 文字のエッジ部分などの高域成分を多く含んだ映像の周辺に発生するMPEGモスキートノイズ*1を低減し、すっきりクリアな映像を再現します。
*1: モスキートノイズ 高域成分を含んだ映像やエッジ部分に発生する、蚊が飛んでいるように見えるノイズ
(4) 「エンコードクロスカラー・リダクション」
 色信号の中に輝度信号が混ざり込むことで発生する虹色状のエンコードクロスカラーを抑え、目ざわりな色にじみを低減させます。
(5) 「MPEGカラースムーサー」
 デジタル放送やDVDなどのMPEG信号の色の変わり目で発生しやすい横線状の色ムラを低減させます。
   
3. 新スピーカーシステム「ジェットスリットスピーカー」搭載(42LC100)
 「42LC100」には、オンキヨー株式会社と新規に共同開発した「ジェットスリットスピーカー」システムを採用しています。本システムでは、メインマグネットに磁束密度の高い「ストロンチウム・フェライトマグネット」を採用したスピーカーユニット6個を本体下部に配置しています。このスピーカーユニットからの音を前面板で圧縮し、高さ約1.5cmのスリット開口部から外部に一気に放出することで、キレのよいダイナミックな音を再生しています。
 また、SRS WOW技術を搭載することで、自然な立体感、豊かな低音、クリアなサウンドを再現しています。
   
4. デジタルカメラをダイレクトに接続できるUSB*1端子搭載
 デジタルカメラなどをUSB接続して、JPEG写真をテレビに映し出せます。さらに市販のUSBメモリーカードリーダーを利用することで、各種メモリーカードのJPEG写真も表示できます。また、USBキーボードも接続できるので、番組のキーワード検索などでの文字入力も簡単に行えます。
*1: USB1.1で動作します。
※: 機器によっては対応できない場合があります。接続確認済み機器については当社Webサイト http://www.toshiba.co.jp/product/tv/ で公開します。
   
5. 操作が簡単なユーザーインターフェイスとスマートリモコンを採用
(1) 「face ネット」
 テレビ画面上で番組検索や録画予約、JPEG写真再生などの機能を、わかりやすく操作することができます。
(2) 地上アナログ放送にも対応した電子番組表
 デジタル放送や地上アナログ放送*1の番組を大きめの表示エリアに6チャンネル5時間分表示しています。文字サイズ切換や高速ページ切換、キーワード&ジャンル検索、日時指定ジャンプなどで、多様な番組選びや録画予約操作を実現しました。
*1: 地上アナログ放送はインターネットのiNETサーバーから番組情報を取得します。
iNETのご利用にはインターネット常時接続環境にあることが必要です。また、放送時間の変更には対応していません。インターネットのサーバーを使用して提供されるサービスは、お客様への予告なく一時的に停止したり、サービス自体が終了される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
(3) スマートリモコン
 従来比1.7倍*1の大きく押しやすいチャンネルボタンと素早い画面操作ができる高速ページ切換、目的のビデオ入力を素早く選べる高速ビデオ入力切換を採用しています。
*1: 当社L400Vシリーズ(2004年3月発売)のリモコンとのチャンネルボタン面積の比較
「faceネット」   電子番組表
「faceネット」
 
電子番組表
※:画面はすべてイメージです。実際の番組とは異なります。
   
6. 当社製DVDレコーダーに簡単に録画予約ができる「テレビdeナビ」
 新製品と当社製HDD&DVDビデオレコーダー「RDシリーズ」をLAN接続することで、デジタル放送の録画予約を簡単に行なうことができます*1。また、付属のビデオコントロールケーブルを使って、ビデオ*2に録画予約をすることもできます。
*1: RDシリーズとはLAN接続以外に映像・音声端子との接続が必要です。RDシリーズの機種によっては対応していないものもあります。以下のRDシリーズにはデジタル放送チューナーは搭載されていませんが、テレビのデジタル放送チューナーで受信した放送を、テレビの録画出力端子経由でRDシリーズに録画することができます。RDシリーズでハイビジョン放送を録画した場合、ハイビジョンではなくNTSC標準画質で記録されます。対象機種「RD-XS24, RD-XS31, RD-XS34, RD-XS36, RD-XS41, RD-XS43, RD-XS46, RD-XS53, RD-X4EX, RD-X4, RD-X5, RD-XV34, RD-XV44, RD-XS40, RD-X3 (RD-XS40, RD-X3はネットdeナビ予約での連動予約はできません)」(2005年6月8日現在)
*2: メーカー、機種によっては対応していないものがあります。
   
7. 使いやすさに配慮した設計
(1) ファンレス設計
 回路の高効率化と熱構造解析による最適放熱設計で、送風音の気になる放熱ファンをなくしました。
(2) 省スペース設計
 「42LC100」は横幅104.4cmの省スペースを実現しています。「20LC100」も横幅53.8cmの省スペース設計です。
(3) スイベル機能
 左右各15度の首振りで見やすい角度に調整できます。
(4) チルト機能(20LC100)
 前後各5度の首振りで見やすい角度に調整できます。
(5) スッキリ配線
 背面パネル内に各接続機器の配線をスマートに収納することができます。
 外観がすっきりし、掃除もしやすくなります。
(6) 転倒防止機能
転倒防止用のバンドやフックを採用し、倒れにくくしています。

別売オプション機器

別売オプション機器

新製品の主な仕様

新製品の主な仕様
*1 画面正面から見た画面中心部の出荷時平均値
*2 JEITA測定法による:コントラスト比10:1が確保できる角度の標準値
*3 室温25℃で映像メニューを「標準」で連続使用した場合に輝度が初期の半分になるまでの平均的な目安
*4 USB1.1で動作します。接続確認機器については当社Webサイトhttp://www.toshiba.co.jp/product/tv/ で公開します。
*5 デジタル放送を480iに変換したアナログ信号が出力されます。

※: 「専用サーバーからのソフトウェアダウンロード」などを行なうには、別途インターネットサービスプロバイダーおよびブロードバンド回線業者との契約、ならびにインターネット常時接続環境が必要です。
※: WOW、SRSと(●)(R) 記号はSRS Labs,Inc.の商標です。
※: 本プレスリリースに記載の各名称はそれぞれ各社が商標として使用している場合があります。

お問い合わせ先

新製品についての
お客様からの
お問い合わせ先
映像営業事業部
TV国内営業部
TEL 03(3457)8344
商品情報掲載ホームページ http://www.toshiba.co.jp/product/tv/


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