業界初 HD DVDプレーヤー 米国市場での発売の発表について

2006年1月5日

HD DVDドライブを搭載したAVノートPCについても発表

 ネバダ州ラスベガス、コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)- 2006年1月4日-株式会社東芝は、業界初のHD DVDプレーヤーを2006年3月に米国において発売すると本日発表しました。

 HD DVDプレーヤーの新製品である「HD-XA1」および「HD-A1」は、DVDフォーラムにより策定された次世代DVD規格である「HD DVD」によってもたらされる広範で、先進的な機能性を有しています。両モデルでは、優れたHD画像やクリアーな音声、新機能「iHD」を実現しています。

 東芝は世界初のDVDプレーヤーを製品化し、1996年11月に日本市場で、続いて1997年3月に米国市場で発売しました。その後、DVDは歴史上最も成功を収めた民生用製品の1つとなり、巨大市場を形成し、家庭におけるデジタル・シアターを実現することで、AVエンターテイメントのスタイルを変化させました。DVDはさらに、PC業界に新しい勢いをもたらし、AVノートPCとAVデスクトップPCの市場投入を通じてコンピュータとエンターテイメントの融合を促進しました。
 現在、コンシューマーエレクトロニクス業界およびIT業界は、更なる飛躍へと進む体勢が整っており、市場、消費者も同様に、準備ができている状況となっています。ハイビジョン放送が進み、大画面のフラットパネル・テレビはますます普及しています。この傾向は、さらに、家庭における高品質なコンテンツに対する消費者の要求を旺盛にしています。

 当社では、大手のハリウッド・スタジオ各社、主要な小売業者、その他関係者との議論と協調を通じて、HD DVDの最適な発売日を調査し、米国発売の時期2006年3月に決定しました。これは、大手のハリウッド・スタジオがHD DVD対応の映画タイトルを発売すると予想されている時期です。

 「HD-XA1」および「HD-A1」は、2006年3月に小売業者への出荷が開始されます。製品、マーケティング、販売促進計画の詳細は、米国での当社のマーケティング事業部門である東芝アメリカ家電社により、コンシューマー・エレクトロニクス・ショーに先立ち、ラスベガスで2006年1月4日に開催する記者会見で発表します。

 株式会社東芝の執行役上席常務 デジタルメディアネットワーク社社長藤井美英氏は、次のように語っています。「当社は、この重要な新製品について、世界的に重要なコンシューマーエレクトロニクス機器の展示会であるCESで、今回の歴史的な発表を行えることをうれしく思います。将来的にHD DVDは、コンシューマーエレクトロニクス、IT、エンターテイメント産業の発展と普及の主要な推進力となります。当社は、CESの勢いに乗り、HD DVDがDVDの素晴しい後継となることに期待を寄せています。」

HD DVDはAVノートPCを次のステージへ

 当社はHD DVDプレーヤーとともに、CESでHD DVD-ROMドライブを搭載した次世代のAVノートPCの展示・デモを行います。同モデルは、当社のハイエンドAVノートPC Qosmioの新しいフラッグシップモデルとなります。価格と販売時期は2006年の1Q(1月~3月)に別途発表します。

 この最先端のAVノートPCは、CESの以下の2つのブースで実際に体験することができます。

(展示ブース)
東芝アメリカ情報システム社   ブース番号12827
HD DVD Promotion Group   ブース番号 7916

(HD DVDに関する詳細は、以下のサイトをご覧下さい)
HD DVD Promotion Group:http://www.hddvdprg.com/
株式会社東芝:http://www.toshiba.co.jp/hddvd/eng/index.htm
東芝アメリカ家電社:http://tacp.toshiba.com/


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