「東芝ロシア社」設立について

2006年2月15日

ロシア市場における事業の拡大を目的とした新会社の設立

 当社は、ロシアのWTO(世界貿易機関)加盟を契機に今後ロシア市場が更に成長することが見込まれることから、モスクワに「東芝ロシア社(Toshiba Rus LLC)」を設立してロシア市場への本格的な進出を図ります。

 新会社は、ロシア事業統括販売会社として4月からマーケティング活動を開始し、ロシアのWTO加盟後、移行期間を経た後に各事業の駐在員事務所を統合することにより効率的に事業を推進していきます。
 今後、ロシア市場で更なる拡販が期待されるノートパソコン、デジタルプロダクツ、白物家電、電子部品などに加え、昨年12月に新会社設立に先駆けてモスクワで開催した「ロシア社会インフラセミナー」を起点として電力・社会インフラシステムの積極的な受注活動を図り、ロシア市場における東芝ブランドのプレゼンス構築を目指します。また、ソフトウエア開発やR&Dセンターを設置してロシアの高い技術力の活用を図ることも今後検討していきます。

 新会社の活動開始時での従業員数は15名になります。
 なお、新会社設立に伴い、1993年に開設したモスクワ事務所は、その機能を新会社に移管した後、閉鎖します。

東芝ロシア社概要

社名 東芝ロシア社(Toshiba Rus LLC)
設立日 2006年2月8日
資本金 1,700万ルーブル(約6,500万円)
所在地 モスクワ市内
(22nd floor, Naberezhnaya Tower-2, 18, Krasnopresnenskaya Naberezhnaya ,123317, Moscow,Russia)
社長 槙 光弥(現モスクワ事務所長)
従業員 15名
事業内容 東芝グループ製品のマーケティング・販売・販売支援活動
ロシアにおける中・長期事業戦略の策定・実行
総合販売戦略の実施(ブランド戦略、エリアマーケティング、支店開設等)
新規事業開拓

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