株式会社シグマパワー山口 宇部発電所における環境影響評価準備書の取下げについて

2006年2月27日

 株式会社東芝(代表執行役社長:西田 厚聰 以下、東芝)は、山口県宇部市における石炭火力発電事業の検討を行なう企画会社「株式会社シグマパワー山口」をオリックス株式会社(社長:藤木 保彦 以下、オリックス)と合弁にて設立し、事業化に向けた検討を行ってまいりました。当該発電事業をとりまく環境の変化などを鑑み、本日、株式会社シグマパワー山口は、経済産業省、及び関係自治体に対し、宇部発電所に係わる環境影響評価準備書の手続きを取下げました。

 本件は、 2003年4月より株式会社シグマパワー山口にて発電事業の事業化について検討を行なってきたものです。しかし、電力需要の伸びの鈍化、電力価格の低下、石炭燃料価格の高騰、地球環境問題の高まり等により事業の採算性が見通しにくい状況であり、事業計画の見直しが必要となりました。今後は、事業環境の動向を踏まえて、あらためて事業計画の再評価をすることとします。

会社の概要

 会社名 株式会社シグマパワー山口
 社長 茂澄 孝(株式会社東芝)
 所在地  東京都港区
 資本金 4億9900万円
 出資比率 東芝:66.8%  オリックス:33.2%
 設立時期 2003年4月1日

環境アセスメント対象事業の概要

 発電方法 石炭火力発電
 発電規模 50万kW(発電端)×2基
 使用燃料  石炭
 設置場所 山口県宇部市西沖の山地区(宇部興産株式会社 所有地)
 着工時期 2009年1月(予定)
 運転開始 1号機 2012年1月(予定)
2号機 2012年7月(予定)

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