「東芝科学館」開館45周年に伴うリニューアル・記念イベントについて

2006年11月17日

  東芝科学館(川崎市幸区)は、45周年を記念してリニューアルしたコーナーを本日より一般公開します。新設したコーナーでは「Cell」搭載の映像システムによるデモや、ムービングプロジェクションシステム「アクティブビジョン」によるプラネタリウム形式のデモなどを展示します。また、11月18日、及び25、26日の3日間、講演会やからくり人形の実演などの45周年を記念したイベントを行います。

 東芝科学館は、1961年11月15日に、東芝創業85周年の記念事業の一環として建設した中央研究所(現研究開発センター)の中に、地域社会に開かれた文化施設として開設されました。以来、(1)青少年には電子・電気に関する科学技術を正しく理解し、創造性豊かになるように、(2)成人には先端技術の情報発信基地として、(3)地域の方には生涯教育の場として、情報発信、社会貢献等に努めています。

 東芝科学館では、家電やIT機器の1号機をはじめ、当社が生み出した歴史的に重要な製品・技術を展示しています。また、毎週土曜日には、教育NPOと共同で、主に小学生を対象にした実験・体験型の理科教室なども開催しており、今年8月には累計来場者は800万人を突破しました。これからも「人と科学のふれあい」をテーマに、幅広いニーズに対応できる魅力ある施設づくりを目指していきます。

館内リニューアル概要
(1) デジタル映像コーナー
 

次世代プロセッサ「Cell」搭載の映像システムにより、自分の体の動きに同期して忍者アニメを操作できるデモや、顔の表情を捉えて隈取りするデモなどを新たに展示します。

(2) 照明コーナー
  新たに照明の歴史や未来を紹介するとともに、360度自在に旋回し、様々な場所をスクリーンとして映像を映し出すムービングプロジェクションシステム「アクティブビジョン」により、床面含め室内全体に月や動物を、音、におい、風とともに映し出すデモなどを展示します。
(3) デジタル家電コーナー
  安心と安全を提供するホームITシステム「フェミニティ」、インターネット健康相談サービス「カラダのみはり番ネット」などを展示します。
(4) 歴史コーナー(6月より先行公開済み)
  「久重コレクション」のコーナーでは、当社創業者で「からくり儀右衛門」として知られる田中久重作の万年時計「万年自鳴鐘」(レプリカ)やからくり人形を展示しています。また、「東芝1号機ものがたり」のコーナーでは、冷蔵庫や洗濯機などの東芝が世に送り出した1号機を動作可能な状態で保存・展示しています。

記念イベント概要

(1) ドクター中松氏「特別講演会」
 

11月18日(土) 11:00~12:00 先着250名(入場無料)
「発明王」として有名なドクター中松氏(中松義郎博士)をお迎えし、「発明の心は愛の心」と題した特別講演会を開催します。

(2) 夢からくり大集合!
 

11月25日(土)、26日(日) 10:00~/13:00~/15:00~
各回ともに先着250名(入場無料)
先日、文献でしか知られていない幻の人形と判明した田中久重作の「茶運び人形『茶杓娘』」や、同じ田中久重作「文字書き人形」の四文字書き(松、竹、梅、寿)を公開します。

(ご参考)
*東芝科学館について
川崎市幸区小向東芝町1番地
http://kagakukan.toshiba.co.jp/index_j.html

本資料に関する
お問合せ先
東芝科学館 tel:044-549-2200
受付時間9:00~16:45
日・祝日を除く


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