ベトナム国家大学ハノイ校に組み込みシステムの共同研究所を設置 当社は、ベトナム首相直轄の教育機関であるベトナム国家大学ハノイ校のCollege of Technology(略称:Coltech)と、組み込みシステムの基盤技術に関する共同研究所「Toshiba-Coltech Software Technology Laboratory(東芝-コルテック ソフトウェア技術研究所)」の設置に関する協定を締結し、本日協定書に調印いたしました。 当社は、本年4月に、デジタル家電向けなどに用いる組み込みソフトウェアの開発強化のため、ベトナム・ハノイ市にソフトウェア開発の新拠点「東芝ソフトウェア開発ベトナム社」を当社全額出資の子会社として設立しました。また、ベトナム国家大学ハノイ校、ベトナム国家大学ホーチミンシティ校およびハノイ工科大学に奨学金を拠出するとともに、ベトナムにおける原子力技術者育成支援のため、ハノイ工科大学に原子力関連の寄附講座を開講するなど、大学との連携をはかってきました。今回の共同研究所設立により、大学との連携をより強化するとともに、成長市場での事業機会の確保に向けた取り組みを進めていきます。 ベトナムでは、ここ数年GDP成長率8%程度と高い成長を維持しています。人口は約8,400万人と、東南アジアではインドネシアに次ぐ規模で、アジアにおける将来の有望市場として期待されています。また、ベトナムは勤勉な国民性であるとともに、国策としてIT技術者の育成にも力を入れており、組み込みシステムの研究・開発における高い技術力が期待されています。
研究所の概要
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