ニュースリリース
「東芝グループ CSR報告書 2009」の発行について
当社は、「東芝グループ CSR報告書 2009」を6月24日に発行します。当社グループのCSR報告書は2004年から発行し、今年で6回目となります。
2009年度版の編集にあたっては国内外の2名のCSR有識者から提言をいただき、それに応える報告内容にしました。また、特集は「地球内企業として」と題し、2050年の地球と調和した人類の豊かな生活をめざした「環境ビジョン2050」実現に向けた各事業分野での取り組みと、グローバルなCSR経営を推進する海外各地域での取り組みについて報告しています。
特集1「環境ビジョン2050の達成へ向けて」では、社会インフラ事業、電子デバイス事業、デジタルプロダクツ事業、家庭電器事業の各事業分野における2008年度の環境の取り組み事例とともに、初めて事業分野ごとの温室効果ガス排出量削減効果と事業プロセスにおける温室効果ガス排出量を公表しました
特集2「グローバルなCSR経営の推進に向けて」では、米州、欧州、中国、アジアの4地域が抱えるそれぞれの課題と、当社が行っている取り組み事例を報告しています。
さらに、CSR活動としての2008年度の実施目標の達成度を定量的に報告するとともに、従来と比べて著しい進捗が見られる項目や今年度から新たに報告している項目を明示するなど、より分かりやすく編集しています。
当社では、社会からの信頼向上のため、今後も「東芝グループ CSR報告書」を充実させ、ステークホルダーの方々とのコミュニケーションをより重視していきます。
「東芝グループ CSR報告書 2009」の英語版、中国語版については、8月に発行する予定です。また、「東芝グループ CSR報告書 2009」および関連データは、「社会・環境活動ページ」(http://www.toshiba.co.jp/csr/)にて6月25日からホームページ上でも公開し、ダウンロードすることができます。また、冊子の送付はホームページからの申し込みで受け付けます。
「東芝グループ CSR報告書 2009」の主要掲載事項
1.全般
ステークホルダーからの意見などを踏まえ、関心度の高い報告内容を充実させました。また、今年度版では、過去数年にわたって当社のCSR経営に第三者の立場で協力いただいてきた国内外の2名の有識者からの提言を開示し、その提言に応える報告にしました。
2.特集:「地球内企業として」
特集1:「環境ビジョン2050」の達成へ向けて-各事業分野での取り組み
(1)社会インフラ事業、電子デバイス事業、デジタルプロダクツ事業、家庭電器事業の各事業分野の環境調和型製品による排出量削減効果、事業プロセスにともなう温室効果ガス排出量の2008年度実績を初めて開示。
(2)各事業分野にける「環境ビジョン2050」の実現に向けた取り組み事例を紹介。
特集2:「グローバルなCSR経営」の推進に向けて-海外各地域での取り組み
米州、欧州、中国、アジアの各地域における社会的な課題を定め、それに対する当社グループの取り組み事例を紹介。
3.CSR報告の方針
2008年度のお客様、従業員、調達取引先への責任や、地域社会への貢献、コンプライアンス遵守、環境経営面での実施実績の達成度を数値で表して報告。
4.マテリアリティー(重要性)報告
お客様、従業員、調達取引先、地域社会への責任として、品質向上、人権の尊重、公正取引の徹底、自然保護活動の推進などの取り組みを報告。従来と比べて著しい進捗があった項目や、新たに報告した項目については印をつけ、見やすく表現。
5.マネジメント報告
CSR経営の考え方や体制、株主・投資家との対話、リスク・コンプライアンス、環境などの取り組みを、新たに報告した項目については印をつけ、見やすく表現。
CSR報告書に関するお問い合わせ先:
- 株式会社東芝 CSR推進室
- TEL : 03(3457)2395
- CSR報告書ダウンロードページ : http://www.toshiba.co.jp/csr/jp/report/index_j.htm