ニュースリリース

仏ルーヴル美術館で当社製LED照明の点灯記念式典を開催

ルーヴル美術館で点灯を開始した当社製LED照明 （左から、ピラミッド、コルベール、ピラミディオン）

　当社は、仏ルーヴル美術館と共同で、現地時間12月6日（火）に当社がルーヴル美術館と協力し新たに開発したLED照明の点灯記念式典を行いました。式典は、当社の代表執行役社長 佐々木 則夫とルーヴル美術館館長 アンリ・ ロワレット氏をはじめ、在フランス日本国特命全権大使の小松 一郎氏など約450名が列席するなか、同日午後６時４５分に点灯を開始し、ナポレオン広場（コルベール）、ピラミッド、ピラミディオンの３ヶ所を一斉にライトアップしました。

　またこの度、当社の功績が認められ、フランス政府から「グランド・メセナ褒章」が当社社長に授与されることが決定しました。これは、当社が同美術館と環境負荷低減に向け、昨年６月にパートナーシップ契約を締結し、共同で消費電力の少ないLED照明への改修プロジェクトを進めるなかで、当社製LED照明器具の提供と改修工事費用の支援を行ってきた活動が評価されたものです。授与式は現地時間12月7日（水）正午にフランス文化省内にて行われます。

　今回のプロジェクトで導入する当社製LED照明は、これまでのルーヴル美術館の優美な景観を踏襲しつつ、消費電力は従来比で73％^注を削減するなど、芸術性と環境性能の両立を実現しています。今後、2012年４月の完成を目標にナポレオン広場全体の改修工事をすすめ、クール・カレ（方形の中庭）の照明についても、2013年の完成を目指し、全体で3200台のLED照明器具を設置します。

　当社は、今後もさまざまなLED照明器具を商品化することで、世界中の人が必要とする温かみや安らぎを内包する「あかり」をグローバルに提供し、全世界での2015年度の新照明事業の売上高3,500億円を目指します。

注１

現行の照明器具4500台（消費電力量392,000Wｈ）を当社LED照明器具3200台（消費電力量105,000Wh）に置き換えた場合の比較。

　グランド・メセナ褒章について　

　フランス国の文化の発展に寄与した人物や企業に対し、フランス政府が感謝の意を表するために贈る褒章。日本人としては2人目の受賞となる。