ニュースリリース

震災復興支援 東芝チャリティーコンサートの開催について

2011年12月22日

当社は、東日本大震災の復興支援の一環として、「震災復興支援 東芝チャリティーコンサート ~人と、地球の、明日のために~」を宮城県仙台市において2012年2月11日(土・祝)に開催いたします。

このチャリティーコンサートは、被災された方々に良質な音楽と心和らぐひとときを提供したいという思いから、東北在住の方を抽選で300組600名と宮城県の吹奏楽部に在籍する高校生の方を中心に、合わせて約900名を無料でご招待します。

チャリティーコンサートでは、南西ドイツ放送交響楽団バーデン=バーデン&フライブルクのスペシャルアンサンブルと2007年の第13回チャイコフスキー国際コンクールで優勝して一躍世界の注目を浴びたヴァイオリニストの神尾真由子氏が、被災者の皆さまへのエールと復興の願いをこめてモーツァルトやラヴェルの調べをお届けします。

改めて、被災者のみなさまに心よりお見舞い申し上げるとともに、被災地が一日も早く復興することをお祈り申し上げます。当社グループは、今後も被災地の復興のため、継続的かつ多様な支援を行っていきます。

チャリティーコンサート概要

【日 時】2012年2月11日(土・祝) 開場14:00/開演15:00

【会 場】 東北大学百周年記念会館 川内萩ホール 

         住所  宮城県仙台市青葉区川内40

【出演者】 南西ドイツ放送交響楽団 バーデン=バーデン&フライブルク  スペシャルアンサンブル

     神尾真由子(ヴァイオリン)

【曲 目】 第1部 モーツァルト:  オーボエ四重奏曲ヘ長調 K.370(368b)

                                         弦楽四重奏曲第15番ニ短調 K.421(417b)

           第2部 ラヴェル:ツィガーヌほか

           第3部 モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番ト長調

          ※出演者、演奏曲目、曲順などは変更になる可能性があります。

募集方法

ハガキか仙台放送のホームページで募集します。応募は東北地方在住の方に限らせていただきます。

①ハガキ

ハガキに郵便番号、住所、氏名、年齢、職業、電話番号を明記の上、下記まで郵送してください。

 〒980-8433 仙台放送「東芝チャリティーコンサート」係 

 締切り:1月17日(火)必着 

 ※招待状の発送をもって、当選の発表と代えさせていただきます。

②ホームページ

 仙台放送のホームページをご覧ください。 http://www.ox-tv.co.jp/    

出演者について

【南西ドイツ放送交響楽団バーデン=バーデン&フライブルク スペシャル・アンサンブル】

セレヌス四重奏団

セレヌス四重奏団は、SWR南西ドイツ放送交響楽団バーデン=バーデン&フライブルクのアレクサンダー・クナーク(ヴァイオリン)、ミヒャエル・マイヤー=フライホルト(ヴァイオリン)、ドロテア・フンク(ヴィオラ)、ディタ・ランマーゼ(チェロ)によって2005年に創設された。(今回は中閑光子がヴィオラのメンバーとして出演)2006年にSWR南西ドイツ放送交響楽団バーデン=バーデン&フライブルクの創立60周年の記念コンサートでブリテンの弦楽四重奏曲を演奏。それ以降、セレヌス四重奏団は、ヨーロッパの音楽祭などで継続的に演奏を行っている。

亀井綾乃氏(ヴィオラ)

桐朋学園音楽科卒。98年、日本クラシック音楽コンクール弦楽器部門全国大会第2位。99年、第9回日本室内楽コンクールで第1位。トウキョウ・モーツァルト・プレイヤーズ、紀尾井シンフォニエッタ東京、ストリングカルテット響のメンバー。

アレクサンダー・オット氏(オーボエ)

フライブルク音楽大学卒業後、1981年にはベルリンのカラヤン・アカデミーでの教鞭とSWR南西ドイツ放送交響楽団バーデン=バーデン&フライブルクの首席奏者を同時に受諾、今やソロや室内楽奏者としても幅広く活動している。

【神尾真由子氏(ヴァイオリン)】

2007年第13回チャイコフスキー国際コンクール優勝。新世代のヴィルトゥオーゾとして世界中の注目を浴びている。リンカーン・センターはじめ世界各地でのリサイタルは絶賛を博し、ニューヨーク・タイムズ紙には「正確なテクニックとあたたかなビロードの音色で示す強靭な表現力」と評された。

これまで、チューリヒ・トーンハレ管、イスラエル・フィル、BBC響などと共演。指揮者では、シャルル・デュトワ、エリアフ・インバル、ウラディーミル・スピヴァコフ、ウラディーミル・アシュケナージ、イルジー・ビェロフラーヴェクなどと共演している。最近では、イヴァン・フィッシャー指揮ブダペスト祝祭管と日本ツアー、ズービン・メータ指揮ミュンヘン・フィルと南米ツアーを行った。

レコーディングではソニー・クラシカル・インターナショナルと国際専属契約を結んでおり、「パガニーニ:24のカプリース」「チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲」等をリリースしている。

大阪府知事賞、京都府知事賞、第13回出光音楽賞、文化庁長官表彰はじめ数々の賞を受賞。

使用楽器はサントリーホールディングス株式会社より貸与された1727製ストラディヴァリウスである。