ニュースリリース

「Smart City Week 2012」の出展について

2012年10月25日

 当社は、10月31日から11日2日まで、パシフィコ横浜にて開催される「Smart City Week 2012」に出展します。「Smart City Week 2012」は、スマートコミュニティ分野での成功事例や新たな挑戦など世界中の最新情報が集まるとともに、日本の先進事例を世界に発信していくイベントです。

 当社は、スマートコミュニティ事業を今後の成長事業の一つに位置づけており、グローバルに同事業を展開しています。当社が持つICT技術、制御技術、センシング技術を活用し、スマートコミュニティに関するトータルソリューションを提供していくことで、「“個”の快適性と持続可能な“街”の両立」を目指しており、現在、国内外で33件の実証・商用PJに参画しています。

 今回の展示会において当社は、10月から実証試験が始まった『横浜スマートシティプロジェクト(YSCP)』の概要を中心に展示します。本プロジェクトに導入される当社の統合BEMS、マンションEMS、HEMSによるエネルギーの効率化や、CEMSとの連携、地域全体の使用電力の「見える化」、デマンドレスポンスなどの取組み概要を紹介します。

 また、当社代表執行役社長の佐々木則夫が、11月2日の国際会議「【リアルビジネスの胎動】リーディング企業の戦略」で「豊かな未来を築くスマートコミュニティ」をテーマに講演を行います。

 さらに当社は、コーポレートセミナー「東芝day」を10月31日に開催します。当社のスマートコミュニティの取り組みやスマートビル、スマート・マンションなど個別テーマについて、当社およびパートナー企業が講演を行います。

主な展示内容

1.横浜スマートシティプロジェクト(YSCP)

10月から実証試験が始まったプロジェクトの概要を展示します。当社は、本プロジェクトのプロジェクトマネジメントを担当しており、CEMSとの接続で地域全体の最適化を図りながら、個々でエネルギーの効率化を図るBEMS、マンションEMS、HEMSの取組みを実例を交えて紹介します。特に、CEMSと連携することで可能となる、地域全体の電力の需要予想の「見える化」、今後試験開始されるデマンドレスポンスなどの取り組みの概要を紹介します。

2.地域エネルギーマネジメントシステム(CEMS)

地域全体のエネルギーの最適化を行う地域エネルギーマネジメントシステム(CEMS)の概要を展示します。再生可能エネルギーの活用の最大化、デマンドレスポンスの効果最大化を図る当社のシステムを紹介します。

3.蓄電池SCADA

複数個所に設置される、系統電力を安定化するための定置型蓄電池を監視
制御するシステムの概要を展示します。スマートコニュニティの重要要素となる蓄電池を最適に制御するソリューションを紹介します。

4.スマートホーム・スマートビル

 HEMS、スマート家電などが連携するスマートホームの姿を紹介します。ECHONET Lite対応製品や定置式家庭用蓄電システム「エネグーン」を展示します。
また、複数のスマートビルを最適制御する統合BEMS、画像センサーにより人の活動を検知することで空調・照明を最適制御するシステムや、蓄電蓄熱のベストミックス等を実証するスマートBEMSについても紹介します。

5.スマートコミュニティマネジメントシステム(SCMS)

 社会インフラの情報をリアルタイムに集約するスマートコミュニティマネジメントシステムを紹介します。

コーポレートセミナー「東芝day」について

1.日時   10月31日(水)10:30~16:30
2.場所   パシフィコ横浜 アネックスホール
3.講演テーマ 

(1)東芝のスマートコミュニティへの取り組み
(2)震災復興に向けて~復興現場でのスマートコミュニティ実現~
(3)横浜スマートシティプロジェクトへの取り組み
(4)スマート・マンションの実現に向けた取り組み ~新築マンションにおける事例~
(5)スマート・マンションの実現に向けた取組み  ~既築マンションへの取り組み~
(6)最新のビル・エネルギー・マネジメント
(7)スマートビルへの取り組み

4.コーポレートセミナー「東芝day」の申し込みサイトのURL
http://expo.nikkeibp.co.jp/scw/2012/conference/corporate/c1.shtml
※先着順の申込で、定員になり次第締切となります。