ニュースリリース

「エコプロダクツ2012」への出展について

2012年12月04日

 当社グループは、12月13日から15日まで、東京ビッグサイトで開催される日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2012」に出展します。「くらしと社会にecoスタイルを」をコンセプトに、家庭や社会のさまざまな場面で、地球環境に貢献する製品、技術を、スマートコミュニティを中心に紹介します。

 当社グループは、製品のライフサイクルを通じた環境負荷を低減することを目的に、すべての製品の開発段階において、環境性能が業界No.1となる目標値を設定し、発売時に環境性能がNo.1の製品をエクセレントECP注1として認定しています。当社グループの第5次環境アクションプランでは、2015年度の目標として、エクセレントECP売上高を2011年度の約6倍となる1.8兆円としており、エクセレントECPの拡大で、グローバルに環境負荷の低減を目指します。

 今回の展示では、エクセレントECPなどに加え、社会インフラから医療、家庭まで幅広い領域にわたる技術、ソリューションで、地球環境の課題解決に貢献するスマートコミュニティ事業を中心に紹介します。HEMS、CEMSなどスマートコミュニティの中核となる技術をはじめ、水処理システム、医療機器、省エネ、節電製品など、地球環境保全と豊かな生活を両立する製品、技術を展示します。

注1
ECPは環境調和型製品(Environmentally Conscious Products)の略称です。

 

主な展示内容

1.くらしゾーン

テレビ、ノートパソコン、タブレットなどのデジタルプロダクツや、ドラム式洗濯乾燥機、冷凍冷蔵庫、家庭用エアコン、扇風機、LED照明など、家庭の節電や省エネに貢献する製品を展示します。また、HEMS、定置式家庭用蓄電システム、家庭用燃料電池、住宅用太陽光発電システムなどを紹介します。
なお、「新世代ECHONET Lite対応クラウド型HEMSシステム」は第9回エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞(エコサービス部門優秀賞)を受賞しました。

2.社会ゾーン

地域単位で賢くエネルギーを最適化する地域エネルギーマネジメントシステム(CEMS)や、使用電力見える化クラウドサービスを展示します。また、自然エネルギーを利用して効率的に発電する水力、風力発電システムなどを紹介します。さらに、印刷した文字を消し、用紙を繰り返し使用することで、CO2排出量を削減できる複合機システム「Loops(ループス)」のデモを行い、会場で実施するアンケートで活用します。その他、二次電池SCiBTMを採用したバッテリー搭載の自動車や、エンタープライズ向けSSD/HDD、循環加温ヒートポンプ、マシンルームレスエレベーター、CT診断装置、無薬注ろ過システムなど、社会のインフラを支える製品・技術を紹介します。
なお、「低被ばく化技術(AIDR 3D)搭載X線CT診断装置」は第9回エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞(エコプロダクツ部門優秀賞)を受賞しました。

3.コミュニケーションゾーン

体感・参加型コンテンツ「スマート忍者」や「スマート街絵巻」などを展示します。「スマート忍者」では、撮影した来場者の画像が、「忍者アバター」となってモニターに登場し、スマートコミュニティを表現する“自然と共生する忍者の世界”を体験することができます。「スマート街絵巻」は、スマートコミュニティの街並みを緻密に描写した作品で、モニターに触れることで、スマートコミュニティの仕組みを体験することができます。
生物多様性コーナーでは、希少な動植物を当社グループの事業場内に保護し、繁殖させ、本来の生息地に戻す生息域外保全の取り組みの一例として、植物のハマカンゾウを展示します。
また、当社省エネ製品の東京スカイツリー®への導入事例や、当社LEDが採用された仏ルーヴル美術館・照明改修プロジェクト、中尊寺金色堂に寄贈した当社LED照明設備・太陽光発電システムについても展示します。

 

その他、会場では、当社独自の環境効率指標である「ファクターT」を導入して10年になることを記念し、冊子を配布します。また、来場者の小学生を対象に、当社ブースの見どころを案内する「ecoスタイルツアー」も行います。
また、第9回LCA日本フォーラム表彰奨励賞を受賞した、「東芝グループにおけるウォーターフットプリントの実践」と「LCAを活用した医療機器分野における環境経営の推進」の各取り組みの授賞式が本展示会で行われます。

なお、出展内容ついては、以下のサイトでも紹介していますので、ご覧ください。

http://www.toshiba.co.jp/env/jp/communication/2012/exh/ecopro2012_j.htm